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サルテ・サーキットで、ル・マン24時間レースに向けたテストが行われました。
日本のチームが出場しないことは残念ですが、日本のチームがこぞってル・マンに挑んでいた時と、今では取り巻く状況も変わり、レギュレーションの問題もあってか参戦しにくい状況にあるのでしょう。

LMP1クラスは、プジョーとアウディの２強状態。これは昨年と変わらず。
アウディの２号車のドライバー３人のうち、２人はニスモのドライバーであるブノワ・トレルイエ選手とトムスのアンドレ・ロッテラー選手。がんばって欲しいですね。

注目すべきは、LMP2クラス。
NISMOのLMP2エンジン、NISSAN VK45DEエンジンを３チームが使用し、なかなかの速さを示したようです。LMP2クラスで、上位３位をニッサンエンジン搭載車で占めたそうです。
（テストや予備予選で、好成績を残すのは毎度のことのような気がしますが…）
 
今年は、ニッサンだけでなく、日系のトヨタ、ホンダ（※）もエンジンサプライヤーとして「参戦」するということで、ニッサンエンジン搭載車含め、合計９台が出走するようです。
※トヨタは、ドイツTMG製、ホンダはインディカーエンジンを制作しているHPD製

エンジンだけの参戦とはいえ、出るからにはクラス優勝を果たして欲しいです。 

ニッサン、そしてのファンにとってもル・マンは特別な存在であり、ル・マンへの復帰、そして悲願の優勝を願ってやみません。
 
写真は、1998年総合３位入賞した、R390 GT1。
星野一義・鈴木亜久里・影山正彦の３人。
星野一義選手、最後のル・マンで、ようやく手にした表彰台。
だいぶ昔のことになってしまいましたが、あの時の感動は忘れられません。