ハイブリッドもクルマの軽量化が勝負。

ハイブリッドにすれば全てが○では無い。

　ＥＶの伸びが止り、話題の外に追いやられていたハイブリッドが今脚光を浴びている。　でもハイブリッドと名が付けばみんな燃費の優等生かと言うとそうでもないような気がします＜汗＞。　タイトル画像に「ヤリス」「フィツト」「シェンタ」「フリード（現号）」のハイブリッドの車両重量と燃費の関係をグラフに表してみました。　トヨタ車同士、ホンダ車同士、そして全体的に見ても、車両重量が軽いほど燃費が良いと言う傾向がはっきり分かれています。簡単に言えばハイブリッドシステムの効率競争に勝ったとしても、ハイブリッドシステム重量や車両重量が重ければ、肝心の燃費（環境性能）では勝てないことになります。


　上の表にホンダ「フリード（ハイブリッド）」に使用されているｉ-ＤＣＴと次期モデルに採用されると言うｅ-ＨＥＶの比較をしてみました。　ｅ-ＨＥＶのモーター出力は４倍程に高められ、発電用のモーターも新たに積む事で、重量は約４０Kg重くなり、コストも大幅アップ（推定）となっていると思われます＜汗＞。　新型「フリード（エア）」の価格は２８６万円になるとか、対する「シエンタ」の価格は２６９万円、ｅ-ＨＥＶ化の大幅コストアップの大部分はお客様負担となって帰ってきそうですね＜涙＞。