スズキディーラーの前を通りかかると、新型アルトが入庫してたので見てきた。
自分はこのデザイン、けっこう好きである。
メッキをギラギラさせ、後ろに吊り上がったライトが多い最近の車の中で、
メッキがほとんどなく、角ばったデザインは新鮮だ。
ベージュ色のLグレード。
ヘッドライトとウインカーの位置が近いので、夜間ウインカーが見えにくく
ないかな?
ルームミラーの裏に、レーダーブレーキサポートのレーダーが見える。
昔のホンダZのような、つまみ上げて切ったような特徴的なリヤデザイン。
リヤウィンドウの切れ上がりがないと、前進感が薄れるようだ。
リヤウインカーの位置が低い。
向こう側にラパンが停まっているが、新型アルトのフロントウィンドウは
意外と寝ている。
タイヤは145/80R13。ダンロップのエナセーブ。
できれば155/65R14ぐらいがよかった。80タイヤは高速でポヨンポヨンするのだ。
ホイールキャップのデザインがちょっとファニーな感じがするけど、
この形状だとバルブ周りのスペースが広いので、空気圧の点検が
やりやすい。
自分の23Sの純正ホイールキャップだと、バルブ周りが狭いので
エアゲージの先が引っかかることがあった。
室内。相当安っぽいという噂も耳にしていたが、実際見ると
そうでもなかった。コストダウンはしてるなと感じるが、質感が
著しく下がったとは思わない。まあ比較対象が13年前の23Sという
こともあるが。
ドア内側の手が当たる部分が白いが、汚れそうだな。
一番汚れやすそうなところを白くしなくても。
つや消しなのでテカテカはしない。
ドアポケットは小さめ。大きな地図は入らない。
ペダル。
エンジンキー穴周り。上級グレードは、真ん中の丸いキャップ部分に
エンジンスタートボタンがつく。
シートは白ではなく、薄いグレー。
メーター。ちょっとディテールが飛んでしまってるが、
インパネの白い部分はシボ加工がしてあり、つや消しである。
テカテカしてたら反射がうるさいかなと思っていたのだが、大丈夫だった。
カタログによると、メーターのデザインはヘッドライト+ウインカーのデザインを
繰り返しているそうだ。
ATレバーはインパネにつく。AGSも同様にインパネシフトだが、MTは
従来型のフロアシフトのようだ。
グラブボックス。
ATレバー下の押しにくい部分にシートヒータースイッチがある。
カタログによると、バンとFの2WD以外は、運転席シートヒーターが
標準のようだ。
効率を追求して余計な放熱が減った結果、ヒーターが効きにくくなり、
シートヒーターを標準でつけたのかな?
ドリンクホルダー。
CD/ラジオはボタン式。ボリュームはダイヤル式が操作しやすいんだけど
しょうがないか。AUX端子がある。
気になっていた後方/斜め後ろ視界。リヤウィンドウ切り上がり部分が
若干視界を妨げるか。リヤガラスもやや小さめ。
大体同じアングルで、自分の23Sと比較。Cピラーの太さは同じぐらいだが、
新型はリヤガラスが小さくなってるのがわかる。
助手席の高さに注目。新型はシートがとても高い。
真後ろ。リヤガラス下端の線が水平でないのだな。
比較用に23S。
前席のヘッドレストが一体式ということで、高さが足りるか心配して
いたのだが、新型はシートがかなり高くなっていた。
真横から見て、耳の位置にヘッドレストの中心がくるぐらいの高さが
望ましい。
袋がかぶせてあるのでちょっと見にくいけど。
天井とシート上端の隙間を測ってみると、9.5センチぐらい。
23Sだと、大体同じシート位置、ヘッドレストを一番高くした状態で
17センチぐらいだから、新型アルトのシートがハイバックになったことが
わかる。新型は全高1475mm(X以外)、23Sは1450mm。
国産車の中には、カタログ写真で室内を広く見せるため、わざと
小さめのシートにしてる車もあるので、シート高が大きくなったのは
大歓迎だ。少し座っただけだが、横方向もホールドがよくなったような。
前席改善はとても良いことだが、できればリヤシートのヘッドレストも
全グレードに標準でつけて欲しかった。
ただし、後席からはヘッドレスト一体型の大きなシートが目の前に
立ちはだかることになるので、見晴らしは悪い。画像はXグレード。
リヤドア内張り。これはLだが、Fだとリヤウィンドウが手回し式になるらしい。
リヤドアの厚み。
リヤシート。ヘッドレスト無しグレードのシートバックに、ヘッドレスト取付穴は
ない。
リヤシートを倒すとき、笑えるほどシートバックが軽かった。
トランク。ブレーキランプがバンパーについているので、球が切れると
交換が面倒そうだ。バンパーを外さなくてもできるかな?
スズキのブレーキランプはよく切れるからw
ハイマウントストップランプはついてるが、ウインカー位置が低いので
被視認性はどうだろ。
見えにくいが、リヤハッチの内張りは樹脂ではなく、カーペットの生地が
貼ってある。
リヤシートを倒すとフラットになる。
トランクカーペットをめくると、発砲スチロールのケースにパンク修理キットと
ジャッキが収められていた。
発砲スチロールの体積が大きいな。
小物も収納できるようになっているようだ。
奥のほうに細長いものが入れられるように見えるが、三角表示板置き場か。
エンジンルーム。重心を下げて配置されているように見えるが、
ボンネットの高さが高いからかな。
フロントフェンダーは樹脂製で、裏に発泡スチロールの遮音材がつく。
(*2015/1/9追記。スズキの客相に問い合わせたところ、この素材は
「ポリスチレンとポリエチレンの複合樹脂発泡体」ということだった。
ググると積水化成品工業の
ピオセランというのが出てきて、
車のいろんな部位に使われてるそうなので、それかもしれない)
ボンネットフード裏のコーションプレート。
雨上がりだったので水滴がついている。
リヤの足回り。今回から、リヤサスの形式がトーションビームに
変わったそうだ。
27Lの燃料タンクは樹脂製のようだ。
排気口は斜め下を向いている。
前下回り。
比較用に、23Sの下回り。後ろ。
23Sの前下回り。
23Sのエンジンルーム。
助手席シートの下に、エネチャージ用のリチウムイオン電池があった。
フューエルリッド。
左リヤホイールハウスだが、燃料タンクへつながるパイプがよく見える。
ワイパー。
Xグレードツートンも見てきた。
リヤハッチのグレーは思ったより薄い色調だった。
色を塗り忘れたように見えなくもない。
こちらは165/55R15のエンケイ製アルミを履く。精悍だが、
アルトには太すぎないか。
このデザインの14インチがオプションであればいいのに。
タイヤはエコピア。
後ろホイール。
Xはアンテナがショートタイプになる。
ウインカー付きサイドミラー。
Xの内装。
ドア内側ハンドルの引っ張るところなどが、つや消しの銀色になっている。
ボタン式エンジンスタート。
Xの鍵。
オートエアコン。
なんだかシフトレバーに縦の線が入ってるのが気になるな。
プラモデルのパーティングライン(パーツの合わせ目)みたいだ。
Xはシートリフターとチルトステアリングがつく。
これらもできればオプションで全グレード選べるようにして欲しい。
チルトステアリングのレバー。
シートリフターのレバー(中央の長いモノ)。
リフター無しグレードから上がるようになっており、主に背の低い人向けの
調整だと思う。
ルームランプの横に、スピーカーみたいなものがついてるが
何だろ?レーダーサポートの警告音用かな?
(*2015/1/9追記。ディーラーマンに聞いてもわからなかったので、
スズキの客相に問い合わせた。将来の用品取付け用
(例えばハンズフリーホンのマイクなど)として確保してるスペースであり、
現在は未使用だそうだ)
シートベルトアンカーの取付けナットは剥き出しである。
リヤヘッドレスト付き。全グレードにつけてもらいたいもの。
後席足元。
Xの足元。なんとなくフットレスト風にカーペットが盛り上がっている。
右足の踵に当たる部分も出っ張りがある。Lも同じだった。
トランク。
ついでにXの下回りも。後ろ。
前。スタビライザーがついてるはずなんだがどれかな。
Fバンパーの下に、小さなリップがある。
エンジンルーム。
外観は気に入ったけど、乗るとどうか?
5MTの装備が相当冷遇されているのも気になるところだ。
しまったタイヤ空気圧表示を見てくるのを忘れた!
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2014/12/23追記
タイヤ空気圧は取説に記載があった。
バン 145/80R13 75S 240kPa (2.4kgf/cm^2)
乗用 145/80R13 75S 280kPa (2.8kgf/cm^2)
乗用 165/55R15 75V 240kPa (2.4kgf/cm^2)
http://www.suzuki.co.jp/car/owners_manual/files/2_99011-74P00_20141217024325.pdf (8-5)
リヤコンビネーションランプ(ブレーキランプ)の電球交換は、
バンパーを外さなくてもバンパー裏から交換できるようだ。
(上記pdf 7-31)
スズキ公式トップ→アフターサービス→オーナーズマニュアル→
車種選択
http://www.suzuki.co.jp/car/owners_manual/index_2.html