『Honda Vision XS-1 Concept looks like a sportier Vezel』
ホンダは、2月5日にインドで開幕した第12回オートエキスポ2014において、コンセプトカー...ではなく"クリエイティブ・スタディモデル"であるという
「Vision XS-1」を世界初公開!
次世代の新型車を示唆するわけではなく、「ホンダの将来のものづくりのビジョンを具現」したというVision XS-1は、コンパクトなボディ(数値は未発表)に左右2枚の大開口スライド・ドアと7人乗りの3列シートを備えることが特徴的な、ホンダによれば「スポーティなスタイリングと驚きのスペースという2つの価値をクロスオーバーさせた」モデル
そのパッケージングはホンダの「M・M思想」に基づいて設計されているという
M・M思想とは「マン・マキシマム/マシン・ミニマム」、つまり「人のための空間は最大に、機械のための空間は最小限に」設計するという「ホンダのクルマ作りの基本思想」であり、1967年に発売されたホンダ初の乗用車「N360」が、当時はまだ珍しかったフロント横置きエンジンの前輪駆動を採用したのもこの思想によるものだ
Vision XS-1も短いフロント・ノーズにドライブトレインを収め、前輪車軸から後方ほぼ全てのスペースが乗員のために広く取られていることが分かる
そんな広々とした室内空間に対し、外観はホンダのデザイン・コンセプトである「Exciting H Design」に基づきスポーティにまとめ上げられていることも特徴
ホンダではこれを「Sport × Space Crossover」と称している。広いだけでなく居心地の良さそうなインテリアは、インストゥルメント・パネルのデザインまで含めて意外と現実的に見える
しかし
現時点ではこれが市販化される予定はなく、「世界中で需要が高まっているコンパクトクラスに対しホンダのクリエイティビティを示すモデルとしてデザインした」に過ぎないそうだが、これを見たメディアの中には「ヴェゼル」をベースとした(ということは3代目「フィット」のプラットフォームを共有した)ミニバンの登場を予想する向きもあるようだ
見ての通り、スタイリングはヴェゼルに通ずるモノがあり、7人乗りとなればフリードの後継車と見られるのも仕方ない事かと
現行フリードは、2008年発売と6年目にあたり、まだコンセプト・モデルであるVision XS-1を市販バージョンにするには、今では開発期間が短くなっているとは言え、最低でも1年は必要かと・・・
とすれば、フリードは7年目となり、そろそろFMCも控える時期に
トヨタのポルテやスペイドみたいなドアになる事は無いとは思うが、コレが次期フリードのベースと見てイイでしょうねぇ
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Posted at
2014/02/08 05:12:53