整形通院卒業です

左膝のじん帯損傷（前十字靭帯、内側側副靭帯部分断裂）にて、整形外科へ定期的に診察とリハビリに通っていましたが、本日の診察、リハで卒業となりました。

若干の膝のぐらつきは自分でもわかりますが、周辺の筋肉でカバーすることがほぼできているようです。

リハでは、しばらく（指導された）筋トレを続けていくようにとのことでした。


ケガをしてから約5か月間、院長と、理学療法士君には、大変お世話になりました。

「正座ができるようになりたい…」と言った時、院長が言葉を選んで選んで「やめた方が良い」と仰ったときは、もう自分はお終いだとも思いましたが

お終いなのは自分ではない、今日が今日でお終いなのだ、今のことを精一杯やれば、それで良い

そういうふうにこころを切り替えることにしました。


「この頃足がつる」と言った時、理学療法士君が「おばあちゃんみたい(^^;)」とふざけて笑いかけたとき、自分も笑っていましたが

「そうか！そうだった！！」と、まるで大悟したような気分が起きました。

自分は子供がいないから、おばあちゃんになることは無いと勝手に思い込んでいたと気づいたんです。

アカの他人から見れば、自分はもうすぐおばあちゃんになりそうなおばさんなんです(^^ゞ

自分では筋トレもずいぶんやっているような気がするけれど、並みの鍛錬では筋肉なんて全然つかないんだということを、その一瞬で思い知りました。


それに、このケガのことは、悪人（おばかさん）の自分にバチが当たったのだとずっと思っていましたが、違っていました。

介護の問題、看取りの問題に、地に足がつかぬ状況で取り組み空回りしていた自分に、アタマを冷やす期間が与えられたのです。

また、タクシーで通った職場では、たくさんの思いやりの言葉をもらいました。

自分はひとりで何でもやっていると錯覚していたことにも気づきました。


夕方になると、膝のどこかしらが今でも少しシクシクします；

でもこれがあるから、またひねったりしないように気をつけるのだと思う事にします。


理学療法士君

私の職種のこともあって、やりにくい患者だろうなあ～と思っていました。

実は自分は、子供の頃からの経験がトラウマになっていて、患者になるのが苦手です；

逆の立場なら平気なんだけど(^^ゞ

そんなこんなでアレコレ気を遣わせてしまい、本当に申し訳ありませんでした；


膝が曲げられるようにしてくれてありがとう。

膝が真っ直ぐになるようにしてくれてありがとう。

私を、また歩けるようにしてくれてありがとう。


どうかお元気で、素晴らしいお仕事をいつまでも続けてくださいますように。

君子千里同風……<(_ _)>