タペットカバーOリング交換（オイル漏れ）

だいぶ前からシリンダ周りが油まみれだったのででヘッドガスケットからオイル漏れしていると思っていた。
いつかヘッドを外してガスケット交換せなあかんのかと憂鬱になっていたが、よく見てみるとタペットカバーのところから明らかに漏れている。
この漏れたオイルが後方に広がってシリンダが油まみれの可能性がある。
というか、そういうことであって欲しい。
そうであってくれ！ヘッドを外すのは面倒だ！！！

タペットカバーのガスケット交換だけで済むならラッキー！と思い、すぐさま購入。
そういえば、いつだったかバルブクリアランスを見ようと、タペットカバーを脱着した事があったような。締める時にガスケットの潰し感が全然なくて不安な気がしたのを思い出した。
でも、初めてだったので、こんな物なんかな～なんて安易に考えてた（笑）

袋を開けて気づいたが、Oリングだったんですね。
右側が取り外したヤツですが、完全に断面は角形形状です。
長年角溝で生活した影響で角形になってしまったんでしょうか（笑）
角溝にパンパンに詰まってたので取り外しも苦労しました。

上側も苦労したが、下側はさらに大変でした！つまってるどころか固着してて剥がれない！
ブチ切って引っ張り出しましたが、溝の中も変質したゴムが固着しているのでこのままではシール性に不安が。

この溝の中の黒いのがこびりついたもの。精密ドライバーのマイナスをスクレーパ替わりにして異物を除去し、溝の中もきれいにして、しっかりとオイル漏れの不安要素を取り除きます。

頑張ってタペットカバーは綺麗にしたけど、よく見たらシリンダ側のOリングあたり面も固着ブツでカピカピでした💦

こっちは普通のスクレーパで固着物をそぎ落として、油砥石で当たり面を均して仕上げました。

交換作業終了！
Oリング交換だけやから5分もかからんと思ってたのに、結局30分近くかかってしまいました💦
これでオイル漏れが解決することを祈る！