2011年11月11日
自分の運転スタイルを改めて考え直してみた。
私、自動車運転歴はかれこれ20年ほどになります。
改めて思い起こしてみると、仕事で毎日車を使うこともありましたし、趣味であちこち乗り回す時期もありました。
今でも通勤距離は片道20km近くありますし、それらを積算すると、相当な距離を走っているだろうな~と思います。
何故、急にこんなことをと言うかと申しますと、私の身の回りで車酔いしやすい人がいまして、同じ車でも運転手によって必ず酔う人と、逆に全然酔わない人がいるという話になり、自分の運転はどちらともいえないが、酔うことはあるとの発言に、ショックを受けたのです。
私が免許を取りたての頃は、若者の一部にはスポーツカーが流行っており、街中でも今よりは沢山見かる時代でした。
私自身、小さいころから大の車好きだったので、免許取得後しばらくして、中古ながら憧れのスポーツカーを購入し、人よりも運転が速く、しかも上手くなりたい一心で、峠や広い空地などで一生懸命練習していました。
それがいつしか自信に繋がり、人よりも車を早く走らせられる(無謀な運転をするとも言います)ので、上手いと思い込んでいました。
今では多くの経験から、そこまで自信過剰ではなくなりましたが、人よりは間違いなく上手いし、同乗者もそう思ってるだろうと勝手に思い込み、何も疑う余地なく当時からの運転スタイルを貫いてきました。
イメージは、速い=上手いの図式です。
もちろん、同乗者がいる場合は、一人の時よりスムーズな運転を心掛けていたので、職場において車で移動する際などは、積極的に運転手を務めるほどでした。
ところが、この発言を聞いてビックリ。
しかも、絶対酔わないという運転手は、自分よりも経験が浅く、車にも大して興味がない人だったのです。
このことは、車好きを自負する私にとって、とても衝撃的な発言でした。
私は多くの時間を車に費やし、車の構造はもちろん、走行時の荷重変動など頭の中に知識としてたくさん入っているにも関わらず、です。
あまりの衝撃に何度も聞き直しましたが、その発言は事実として変わることはありませんでした。
そして、ここは事実を素直に認め、改めて自分の運転スタイルについて考え直してみることにしたのです。
過去に同乗してもらって言われたことを思い出してみました。(あまり多くは覚えてませんが…)
その中で、まず思い当たったのは、ブレーキングです。
若い時に、「ブレーキタイミングがかなり遅いね」と言われたことを思い出しました。
その時は、他の人よりレイトブレーキなことは、早く走らせることにおいては良いことだと認識していたので、逆に上手いことの裏付けだと思い込んでいたのです。
これが、同乗者の運転に対する予測に反するにことになるほか、恐怖感を与えることになり、特に乗り物酔いしやすい人には緊張状態を引き起すことにより、酔ってしまうことになります。
次に、「車間距離が短いね」と言われたことがあります。
若い頃は、割り込まれることが嫌だということもありましたが、車両感覚が人よりも優れていることを見せたいだとか、日頃鍛えた反射神経でどんな状況にも対処できるなんてことを思ってました。
それが習慣化しており、現在でも車間距離が短いままのようです。
これは、前車の動き対し、急な操作を要求される確立が高くなり、急ハンドル・急ブレーキの原因になります。これも同乗者に運転予測ができないことや恐怖感に繋がり、酔ってしまうことになります。
私の場合、この2点が最大の原因だったようです。
必ず酔う人はどうかというと、他にもラフなアクセル・ブレーキ操作や、カーブでの操舵が一定ではないなどの原因があるようです。
このことから、今まで続けてきた自分の運転は、結局上手くもなければ、同乗者にも優しくないという
、知識ばかりの頭でっかちで実際にはスムーズな操作が出来ない何とも情けないものでした。
しかし、せっかくの車好き、これを期に自分の運転スタイルを改めて、さらなる高みを目指して頑張りたいものです。
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Posted at
2011/11/11 12:41:05
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