2017年05月05日
30年ぶりに九州の地を踏みました。
こんばんは〜体力が落ちて来たデミです。
これは少々長くなりますのでご容赦下さい。
今夜は佐賀県鹿島市にあるホテルにてこれを書いています。
それはGWが本格的に始まる前日の5月2日の兄との会話から始まりました。
私が小さい頃に病死した母の母、つまり母方の祖母が余命がもう何日もないというもの。
私が母方の祖母に会ったのは生後半年程で正直なところ記憶にはないのです。
九州の親戚は当時撮った写真に写る人々というのが私の中の親戚でした。祖母もそんな中の一人でした。
が、ここ数年そんな九州の祖母から兄宛に私たち兄弟3人への荷物が届くことがありました。
実はもっと前から父宛に送られて来た九州の名物や産物があったとか…私は当時幼く知らなかったのです。
以前より姉からはたまにそんな祖母の人柄や生活環境、状況を聞いていました。
正直、私たち兄弟に地元のJAで取れる野菜や商品を沢山送ってくれる余裕なんて無かったはず…
83歳でも現役で何とか時給制で働き、少ないだろう生活費から出してくれていたはず…
それに気が付いた私がまずした事はお礼の手紙を書くこと。
そして、ずっと会っていないからこそ知って欲しい今の自分の姿を写した写真。少しでも安心して欲しかったので彼女と一年の記念日に京都へ行った時の写真を選びました。
それから少し経過したある日、父宛に一枚のハガキが届きました。
それはもちろん九州の祖母からでした。
私が出したお礼の手紙の返事でした。とても気持ちのこもった内容のハガキで嬉しい気持ちでいっぱいでした。
しかし、そんな気持ちを持っていながらも日々を過ごしいると薄れていく感謝の感情…
そして5月2日の話が出た。九州に行こうと思うという兄からの提案に迷わず自分も乗りました。
タイミングがこのGW。普段連休なんて取れないし、まして九州という遠方移動にはある意味でベストタイミング。
そして、姉にも相談して行く事になりました。
それが昨夜の出発になります。
そして、今日の昼前に約12時間掛けて到着。
レガシィで初めての九州入り。
私としても九州自体が初めてと同然。
そして30年ぶりの九州。
祖母との対面を無事果たせました。寝たきりでだいぶ弱っていましたが、しっかり話せていますし握る手もまだまだ力強い返しが来ました。
兄弟3人で順番に懐かしい話をして再会を楽しみました。
祖母はまさか私たち兄弟が来るとは思っていなかった様で本当に喜んでくれました。
そして、再会の時間もあっという間に過ぎて叔母に色々と佐賀の名所を案内してもらいながら沢山話もしました。
亡くなった母のことやその兄弟の話、私たちの父の昔の話、姉は子育ての相談にものってもらってました。
何か無償の愛情というかそんな物を感じました。
九州の女性は気が強いというふうに聞いていましたが確かにそうかもしれません。←(表現が誤解を招いたらスイマセン(^^;; )
しかし、同時に男性をちゃんと支えて立てることもする素敵な女性像のひとつなんだとも感じました。
今回叔母の娘さんも一緒に案内をしてくれました。
私たち兄弟とは初対面。
まだ23歳という若さで母親であり遊びたい年代でしょうが男の子を抱えながら私たちを叔母と一緒に案内してくれて本当に感謝と尊敬でいっぱいの気持ちになりました。
またその男の子が懐っこい可愛い子ですぐに手を握ってきて祖母の病室まで引っ張ってくるんです。
あまり男の人に近寄らないらしいですが、抱っこもして欲しいとなるのは珍しいと叔母から後で聞いて、なんか不思議な感じになりました。
なんか子供には好かれることが結構ある(^^)
自分の子供も欲しいと思います(^^;;
なんだか現在の自分の在り方を見直せるいい機会を今回頂いた気がします。
ずっと疎遠になっていた九州の親戚はとても素敵な人達ばかりでした。
それはやはり祖母の人柄が生んだ結果なんだろうと思います。
「誰にでも平等に優しく」「自分よりもまず相手」「誰にでも感謝の念を持つ」
こんな生き方を出来た祖母を自慢に思います。
「ありがとう、またすぐ手紙と写真送るね」
30年ぶりの九州はこうして過ごせました。
みなさんも誰か大切な人に会って普段言えない感謝をこのGWの時間を使って伝えることをしてみるのもいいですよ(^^)
長くなりましたがこれで終わります。
読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
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Posted at
2017/05/06 07:38:06
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