金魚バルブでブーストアップ

熱帯魚の酸素菅分岐用に市販されている金魚バルブをアクチュエーターまでの間に割り込ませ、圧を抜く事で車自身が思ってるブースト圧+αにするってな、税金割増車だからこそ出来る貧乏チューンをやってみた。

本来は、ソレノイドをスルーしたいところだが、JB7のエンジンルームは知恵の輪級の極狭。
純正配管を抜いたは良いが入れれない事件の香りがしたので、アクセスが楽なインマニとソレノイド間にバルブを設けた。

設けた場所の都合と、かなりの低圧でコントロールしている？からか、解放用のコック全開でも変化なしだったので、インマニからソレノイドに行く部分を絞る作戦に変更。

結果、
発進時、坂道ベタ踏みで負圧のまま回転上がらずNA並み。
4000回転ぐらいから、ピークで0.4bar掛かる程度で、本当にターボか？
といった亀足だったのが、

発進時、坂道でアクセル3割でブーストが効き始め超快適になったのである。

そもそも、この車を乗り始めた際は、もっとビャンビャン走ってた。オーディオで重量増になったにしても、おかしい。

色々検証した結果、アクチュエーターが具合悪い。
おそらく、アクチュエーター内のバネ的な奴がボロくなり、本来なら開かない圧でも開いちゃって、相当な回転数にならないとブーストが上がらない事が原因。

では、金魚バルブでバネを押す圧を減らせば、下から回るんじゃね？と単細胞な発想から、金魚バルブでは大気開放はせず、ただ絞るだけのコックとして活用し微調整。

するとビックリ、低回転からヒュイイインとタービンの音が聞こえるではありませんか！嬉しい！

しかしながら、本来この仕組みはMAXブーストを制御するもの。つまり圧を絞ればブーストアップにもなるわけだ。
ベタ踏みから、パッとアクセルを離すと案の定0.9〜0.98。

やばそう。

しかし、ピークに合わせると下から回らなくなるので、基本ベタ踏みしない温厚な運転をする俺しか乗らない車なので、足で制御可能ということにして、下に合わせた。

煙吹いたら、そん時考えよう。