タービン加工流用により100馬力への道⑤/?（エキマニ三角フランジ角度変更編）♪

タービン本体側の加工等が完了したので、今回はエキマニに対してタービンハウジングの三角フランジの角度がエブリイだけ独特の角度となっていることから、そのままではワゴンＲ等用のタービンが流用できない問題を解決します(･ω･)

写真はタービンアウトレットを右側に向けた状態の比較写真で、上側がワゴンＲ等用、下側がエブリイのタービンです（ちなみに奥に写っているタービンはHT07-4Aですが、今回は関係ありません）。

三角フランジの角度が全然違うのがわかります。

エブリイ純正のエキマニに、三角フランジの角度が異なるワゴンＲ等用のタービンを取り付けるためには…

変換フランジを製作して両者の間にサンドイッチする方法、これしかありません。

この製作は、ネットで知り合ったとある方に相談の結果、特別にワンオフで作っていただけることとなりました。

ステンレス製のもので、私の指定した寸法や角度で超高精度で製作されております。

この変換フランジを装着した状態での比較写真です。

上側がワゴンＲ等用タービンに変換フランジを装着したもの、下側がエブリイ純正タービンです。

見事に三角フランジの角度が合いました❤

エキマニを変換フランジに取り付けます。

変換フランジをサンドイッチする方法のため、その厚さ分タービンの位置が本来の位置からズレることになってしまいます。

そのため、変換フランジの厚さはできるだけ薄く製作していただいており、それに伴って取付ボルトのネジ込み寸法が減少しているため、ボルトは先端を数ミリ切断して短くしております。

てことでようやくワゴンＲ等用スズキスポーツのHT06-4Bタービンに、エブリイ純正エキマニとエブリイ純正タービンアウトレット（触媒やフロントパイプ一体）を取り付けることができましたヽ(ﾟДﾟ)ﾉ

あとは細かな作業となりますが、エブリイはタービンのコンプレッサー側の吸入・吐出口はそれぞれスタッドボルト方式となっているため、このスタッドボルトを移植します。

移植しました。

そしてもう一つ、冷却水出入口パイプもエブリイとワゴンＲ等では向きなどが異なるため、エブリイ純正タービンから外して移植して…

タービンを流用するためのすべての前準備が完了しました(●´ω｀●)