今更「SGP」ですかと言われそうですが、先週代車でインプレッサスポーツ(GT3)に乗る機会があったので、備忘録として残しておきます。
現行のインプレッサスポーツを運転したのは、
デビュー時の試乗以来。
今回お借りしたのは、最新のD型ではなく、B型の1.6i-L。キーレスアクセス&プッシュスタート、本革巻ステアリング&シフトレバー、LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ、クリアビューパック、アドバンスドセイフティパッケージのオプションコードQFが付いていました。
1.6リッターとしては上級の装備ということからも、元々は試乗車だった車両かもしれません。
ボディーカラーは絶版となってしまったダークグレーメタリック。代車だけに手荒に扱われているようで、あちこちのたくさんのキズが・・・
担当営業さんからは「SGPの走りを堪能してきてください」なんて言われましたが、既にどんな乗り味のクルマだったかを忘れています。
そんなわけで、思い出しながら乗ってみました。デビュー当初はレヴォーグを超えたと言われていたSGPでしたが、熟成の進んだレヴォーグ(D型以降)と比べると、素人にはそれほど差は感じませんでした。差が無いとはいえ、価格差を考えたら、やはりおそるべしインプレッサです。
後席からの声はレヴォーグの方が乗り心地は良いとのことでしたが、サスのセッティングというよりは、シートの出来(単純にコスト差)もあるような気がします。
前席に座っている限りでは、E型STI Sport(STIフレキシブル3兄弟付)と比べて、上回ることは無いまでも、段差や舗装の悪い路面のいなし方はほぼ一緒。
轍に入った時の後輪の揺すられ感はゼロではないですが、SGPの方が少ないのは言うまでもありません。
ただ、「すげぇーなぁー、SGP」というほどの感動は正直ありませんでした。
エンジンは1600ということで全く期待していなかったのですが、思いの外走り良くて、ちょっとびっくり。
先代(GP)の1600をA型の時に代車で借りたことがあったのですが、非力でエンジンだけがやたら唸るという印象で、かなり残念なものだったのですが、同じFB16でもずいぶんと良くなっていました。
アクセルの早開き感はあり、3000回点ぐらいまで引っ張ってシフトアップしていくようなセッティングでしたが、エンジンは軽やかに回り、しっかりパワーもでております。
スペック的には115馬力、148N-mですので、パフォーマンスは推して知るべしではありますが、兎に角フィーリングが気持ちよく、先代の1600で感じたCVTのラバーバンドフィールがほぼ無くなっていました。
このクラスでもトノカバーが付いております。
下にサブトランクがあるとはいえ、荷室はもう少し深い方が良いかな?
あとは、安っぽいカーペットがちょっと残念。
広さはクルマのサイズを考えると、これぐらいなのは仕方ないですね。
インパネは設計年次が新しいということもあり、レヴォーグとの差を感じてしまいます。レヴォーグは加飾で誤魔化しているので、質感的にはそう変わらなく映りますが、操作性、視認性はインプレッサの方が上。
パナソニックのビルトインナビが装着されていましたが、ビルトインナビだけあって、内装にきちんとフィットしていますね。
全幅はレヴォーグと同じということもあり、我が家の面倒くさい機械式駐車場に難なく入りました。同じ全幅でも、BRZはかなり車庫入れに苦戦しましたが・・・
30キロほどしか乗りませんでしたが、生活圏内で使ってみると、自分のクルマとの違いや長所、短所等々、ディーラー周辺での試乗だけでは分からないことを色々と知ることができました。
次の買い替えの時は、一度レンタカーで乗ってみるのもありかもしれません。
総じて好印象だったインプレッサですが、昨年末のビッグマイナーチェンジで更に磨きがかかりました。何でもサスペンションのセッティングはSTIと一緒に行ったとか。今度ディーラーに行った時にでも、試乗してみたいですね。
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インプレッサ | 日記
Posted at
2020/02/15 18:55:58