先日、出張で鹿児島まで行ってきました。
出張先の足としてレンタカーで借りたのが現行型のワゴンR(MH95S)
最近周りで軽自動車を絶賛する声が多く、普段最新の軽に接する機会がなかなかないことから、仕事とはいえ、乗るのが楽しみでした。
レンタカーなのでグレードは不明ですが、おそらくハイブリッドFX。年式は2022年で、距離は38,000キロほど走っていました。
1泊2日で350キロほど、1人で乗りましたが、皆さんが褒めるのもよく分かります。街中で乗るのであればこれ1台で十分ですね。
<感想>
・この手のクルマは、クルマの白物家電的存在として、ドライビングプレジャーなど全く期待していなかったが、その役割をスーパーハイト系に譲ったのか、意外とステアリングインフォメーションがしっかりしていて、道中走ったワインディングでもそこそこ楽しむことができた。ステアリングのインフォメーションが劇的に進化しており、電動パワステもほぼ違和感なし。とはいえ、Fun to Driveが楽しめるのは街乗りの範囲であり、サーキットや高速では別。
・足のセッティングはそれなりだが、やたらドタバタです変な安っぽさはあまり感じられず。しなやか、しっとりではないものの、不快な突き上げや横揺れはそこそこ抑えられている。ただ、ロールは大きいので、高速道路のランプウエーは普段のの感覚で入ると、ヒヤッとすることも。
・所謂マイルドハイブリッドで、エンジン単体は49馬力に2.6馬力のモーターがアシストしているが、正直モーターのアシストは体感できず。
他社に比べるとスズキの軽は軽い部類ではあるが、770Kgに49馬力のNAエンジンは決して余裕があるわけではなく、高速で追い越しをかけるとき(100キロ以上)時は5,000~6,000回転までエンジンが回ることに。
80キロ巡行だと3,000回転ぐらいで、一人乗り、エアコン常時ONでも追い越し車線をリードすることはできたが、登坂になるとほぼアクセルは全開。
・運転席周りは収納が多く、助手席の座面を跳ね上げると、バケツが出てくるのはワゴンRの伝統。シートはコーナリングでのサポートは今ひとつだが、長時間運転していても腰が悲鳴を上げることはなかった。
・燃費は21キロほど。高速半分、市街地半分。
<結論>
走らない、うるさい、疲れるといったかつての軽のイメージはもはや過去のものかもしれません。安全性(小さいクルマは仕方ないですが・・・)とどう折り合いをつけるかですが、ターボ付だったら、快適まではいかないまでも高速移動もBセグメントとほぼ遜色なく、軽1台で十分というのも分かるような気がしました。
このワゴンR、NAモデルに未だMTの設定があったりします。MTだったらちょっと欲しいかも。
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クルマ薀蓄 | クルマ
Posted at
2024/05/19 22:50:49