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たけちん。。。の愛車 [プジョー 308 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2023年7月29日

エンジンオイルストレーナー詰まりの清掃(74,350Km)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
少し前から、高速道路走行中等にパドルシフトで6→5→4とシフトダウンを少し強めに行うと、「Engine fault:Repair needed(修理が必要です)」の警告が時々出るようになりました。

日が経つにつれて、警告の頻度が上がり、ついには「Engine fault:Stop the vehicle(車を止めてください)」の警告が出て、20Km/h以上の速度で走れなくなりました。
偶然PAに入ったところだったので事なきを得ました(;^_^A
この時は一度エンジンを止め、少し時間を空けて再始動したら「Engine fault:Repair needed」の警告に戻り、特に問題もなく走行する事ができました。

その後は強めに加速した時にも同じ現象が発生するようになり、ディーラーで見て頂いたところ、フォルト「P15A121/P229971」があるとの事。
オイルポンプへの異物詰まりによる挙動のため、オイルパン脱着・オイルポンプ清掃が最低限必要との診断でした。
7月25日にお見積りを頂き、すぐに修理の予約を入れようとしたところ、とても混雑されている様で最短で8月21日との事。そこでディーラーのサービスの方のありがたい一言(笑)「〇〇さんならご自分でやれる作業だと思うので、もしよければトライしてみてダメなら8月21日に来店してください・・・」と言われました。
こりゃぁやるしかないでしょう!という事で早速必要なものを買いそろえ作業する事になりました。
2
まずはエンジンオイルをすべて抜き取ります。
通常の交換サイクルまでまだ4ヶ月くらいありましたが、仕方ないですね。
3
8mmのボルト×14本(すべて同じ長さ)を外します。
続いて8mmのナットを×2個を、念のためオイルパンの落下防止のため、ナットが外れる直前の状態まで緩めておきます。
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ここまで来たらあとはオイルパンを外す作業になりますが、色々ネットで調べてみると木ハンマーやプラハンマーでひたすら叩くとか、マイナスドライバーやバールでこじるとか、オイルパンセパレーターが良いとか言われていましたが、叩く人の大半が20~30分叩いてようやく外れたとかの情報しかなかったので、私は「オイルパンセパレーター」をチョイスしました。
アストロプロダクツの店舗で、1,628円でした。
でもこの工具、人生で1回しか使わないんだろうなぁ・・・・
5
オイルパンセパレーターをオイルパンのつなぎ目にあてがい、ハンマーで叩こうとするも、作業する場所が狭く2ヵ所くらいしか叩き込むことができませんでした。
オイルパンセパレーターを叩きこんだら、オイルパンセパレーターの横っ面を 叩きスライドさせて、液体パッキンを剥がしていきますが、これも限界があります。
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そこでオイルパンセパレーターでできた隙間にマイナスドライバーを突っ込んでテコの原理で隙間を広げます。
広がった隙間にタイヤレバーを突っ込みさらに隙間を広げていくと「メリメリ」っと音を立てて液体パッキンが剥がれて、ようやくオイルパンを分離させることができました。
たぶんこの作業は10分も掛からなかったと思います。さすが専用工具ですね!
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オイルパンを取り外した状態です。
残っているオイルがポタポタと垂れてきますので、床や地面が汚れないようにダンボールを敷いて作業しました。
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これがオイルストレーナー。見事に詰まっています!!
これでは満足にエンジンオイルを吸い上げることができないですもんね。
Faultが出てもおかしくない状態ですね。
とにかくパーツクリーナーを吹き付け、隙間に細いものを突っ込んだりしてカスを取り除きます。
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これが取り除いたカスの一部。
実際はコレの数倍の量を取り除きました。
このプジョーのピュアテックエンジン(1.2ℓターボ)に採用されているタイミングベルトは油中ベルトといって、タイミングベルトがエンジンオイルに浸っている珍しい方式になっており、そのタイミングベルトの削れたカスがオイルストレーナを詰まらせているらしいです。
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なんやかんやで、ここまで奇麗にすることができました。
と言ってもこの作業も、ものの数分でここまで奇麗になりました。
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どちらかと言うと、ここからの作業が面倒臭いです(笑)
スクレーパで古い液体パッキンを取り除いていきます。
サラミック製のスクレーパーが良いらしいのですが、手元にあったのがカーボンスクレーパーとプラスチックスクレーパーと普通の金属スクレーパーでしたので、この3種類を使い剥がしていきました。
結局は金属製のスクレーパーが一番きれいに剥がすことができました。
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オイルパン側も液ガスを剥がしていきます。
こちらも極力プラスチックスクレーパーで傷を付けないように剥がし、しつこい部分や細かい場所は金即製のスクレーパーで剥がすことができました。

この古い液体パッキン剥がしが一番時間が掛かったかも・・・
30分~40分くらい掛ったかも。
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オイルパンをエンジンから剥がす際に、どうしてもこじった部分が曲がって浮いてしまいます。
そのままでも、ねじ込んでいけば変形は戻る気がしましたが、一応この状態でできる限り直しておきました。
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液体ガスケットを塗っていきます。
今回使用したのは「
ワコーズ(WAKO'S) ガスケットメイク GM 100g V350」です。
Amazonで3,136円で購入しました。
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液体ガスケットの塗り方も、ネットで調べてみると賛否両論あるようで、その中で自分が一番納得した方法でやる事にしました。
直径3mm程度の太さで、ネジ穴の内側に塗り(両サイドのネジ穴だけ、最初からネジ穴の周りにも塗られていたのでマネしました)、そのままエンジン側に押し付けて、ボルトとナットで取り付けてやりました。
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何とか取付完了まで漕ぎつけました。
液体ガスケットが硬化するまでの時間を調べるも、どこにもハッキリとしたデータが見つけられず、結果真夏の外気温35℃超えくらいの環境で2時間待つことに。
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2時間後エンジンオイルを3.0ℓ入れて、アイドリング開始。
この状態でオイルパンの隙間から漏れてこないか確認すること数分。
一度エンジンを止め、数分後にゲージでオイル量を確認して問題無かったのでアンダーカバーを戻し作業完了です。

実際試走してみましたが、フル加速しても、強めにパドルシフトでシフトダウンしても警告が全く出なくなりました!!

真夏の猛暑日の中、オイルまみれ汗まみれになりながらの作業でしたが、これで諭吉さんが4名ほど浮いたので大満足のDIY整備となりました。

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