サーモスタット交換(118,660km)

ある冬の日、高速道路を走行していると、車内がどんどん寒くなってきました。
水温計を見ると、水温計の針はほぼ真下を指してます。こりゃ、寒いはずだ。
この症状が出るということは、サーモスタットの故障かな。
サーモスタットが開いたまま故障すると、今回の様にオーバークールの症状になり、ヒーターも効かなくなりますね。
ちなみに閉じたまま故障すると、オーバーヒートするって事ですね。

で、サーモスタットは何処にあるかというと、丸で囲んだあたりです。
1枚目の画像を見て分かるとおり、太いホースと細いホースの2本が繋がっている部品です。

矢印の先に、サーモスタットは居ます。

丸で囲んだクリップを外します。
本来なら『ホースクリッププライヤー』を使用すれば、多分サクッと終われたと思いますが、普通のプライヤーとウォーターポンププライヤーで作業したため、めちゃくちゃ時間が掛かりました😂
特に太い方のクランプ。コレは上手くしっかり挟み込むとロックするクランプなのですが、普通のプライヤーではなかなか上手く挟めず、心が3回ほど折れて諦めようと思った瞬間、上手くロックしてずらすことができました。
やはり専用工具って大事ですね。

細い方のホースは、太い方に比べるとまぁまぁすんなり外れましたが、ここまでで2時間近く掛かってしまいました😭

対辺8mmのボルト3本で固定されているので、このボルトを外せばサーモスタットが外れます。
この作業も場所が狭いので、ちょっと大変でした。
クーラントを抜かずに作業すると、多少クーラントがこぼれるという記事をネットで見ていたので、多少なら良いかと作業した結果、2リットル近くのクーラントがこぼれてしまいました😅
我が家の土壌を汚染してしまいました。申し訳ありません🙏

引き続き、新品のサーモスタットを装着します。
ボルトをソケットレンチに付けてねじ込みますが、落下防止でテープを使ってソケットから脱落しないように工夫して作業したら、案外すんなり交換作業が完了しまた。

ここまで来たらゴールは目の前。
太いホースと細いホースを差し込み、クリップで固定します。

こぼれた分のクーラントを追加して、エア抜きをしてあげます。

エア抜きをしながら、こぼれたクーラントを水で洗い流してあげます。
エア抜きでしばらく暖気していたら、正常に水温が上がってきました👍
ヒーターもしっかり効くようになりましたので、今回の作業はコレにて完了‼️
専用工具を、使わなかったために実に3時間以上掛かってしまいました。

狭い中での作業だったため、傷だらけになりました🚑
でも、それ故に満足度もなかなかのもの👍

作業内容は大したことないけど、場所の狭さと専用工具が今回の作業のキモでした‼️