５百円で出来る２０％の省エネ「フェライトコア」装着術

最近チラホラと噂に上がる燃費改善アイテム「フェライトコア」
明確な検証データーが示されないので自分で検証してみる事にしました。
ところがこれが予想以上のビックリ効果！なんと２０％の燃料削減効果が出ました。

それでは経過報告です。
使用したフェライトコアは
メーカー：北川工業
規格：ＳＦＣ－５
数量／単価：５個×１００円　計５百円

※注意：ネットオークションで同様なものが１個千数百円で出ていますので注意しましょう。
Ф５～10で100円～300円、ジャンク品だと数十円で入手出来ます。

まず定番のバッテリー付近に装着しました。
仕様フェライトコア：Ф６×３、Ф９×１

ところが燃費計で確認しても、全く変化なし

そこでエンジンルーム内で最もノイズの発生する所は？
と言うことで、スパークプラグ関係に変更しました。

各スパークトランス用配線にФ５のフェライトコアを各1個づつ取り付ける。
装着はいたって簡単です。ホットドッグ風に電線をフェライトコアの溝に収めてパチッとクランプするだけです。

注意点として、
①５～Ф６の物が理想的です。
②Ф５以上の物を使う場合、コアが動いて電線が傷付く恐れが有ります。必ずテープを巻いて保護して下さい。
③Ф５も念のために動かないようにテープを巻くなどの処置をして下さい。
④左から３個目はテープが邪魔して取り付けにくいのでテープを剥がして下さい。

次にエンジンから車体へのアース線にも取り付けます。
エンジンの左奥の方です。
使用するフェライトコアはФ５×１個

燃費結果です。

私の車は昨年末以降6.7±0.2あたりを推移しています。
装着前の燃費も同様かそれ以下

ところがフェライトコア装着したとたん8.7Km/Lを記録

具体的な効果として
１．体感効果、２・数値的効果が出ております

１）体感効果
　従来感じる事が無かった4速巡航時でのロックアップ時の瞬間、フェライトコア装着後はロックアップした瞬間「クン」と1速増えたような心地よい伸びが感じられるようになりました。

２）数値的効果
　①燃費計による明確な変化値
　②燃料計、従来であれば1目盛100km走るかが一つの基準だったが、装着後は120Km前後まで伸びている。

ただ気になるのは、高速道路走行では全く効果が出ません。元々燃費の良い車、若しくはロスの少ない走行条件下では改善の見込みはなさそうです。

また、アクセルをバタつかせる様な運転は省エネを語る以前の問題ですから、ジェントルな運転に徹して下さい。
加速時の目安として、０⇒50km/h到達時間が6秒前後

但し、これだけでは検証データーとして信頼性が低いのでフェライトコアを外して燃費を確認しました。

比較条件は前回と全く同じ
片道10Kmの通勤オンリーの平均燃費

結果は7.6Km/L
過去の平均燃費は6.7Km/L位だったのでサービスキャンペーンによるROMの書換え効果で6.7Km/L⇒7.6Km/Lに大幅改善されている模様です。
それでも8.0Km/Lを越す事はありませんね

再装着です。
燃費は前回マーク時の8.7Km/Lを少し向上し9.01Km/Lを記録しました。

但し、前回装着時との相違点は
前回装着時：バッテリー付近４＋エンジン周り５個

今回：バッテリー付近取り外し、エンジン周り５個のみ

少なくともバッテリー付近は止めた方が効果が出るということになるでしょう。

今朝、更に手元の残っているフェライトコアを追加装着しました。

・燃料噴射バルブ各１×４　※傘マークの所
・おまけ　※お日様マーク

参考までにグラフは1週間の燃費推移です。

この手のものをネタ揚げすると専門知識のある方から否定的なコメントが来る事が多いですが、結果が全てです。

昔の車ならともかく最近の車はエンジンからドアミラーまでコンピュータで制御している時代

少なからず何らかのノイズの影響があることは確かです。
さぁ！失敗しても僅か5百円！！みんなもだまされたと思ってやってみよう！！！

但し、装着は自己責任で確実に処置して下さい。
装着によるいかなる損害にも責任は負いかねます。

またフェライトコアの製造メーカーによる効果度合いも確認予定で現在ＴＤＫのものも発注していますので納品後あらためて検証してみます。