夏対策！リアウォッシャーでエアコンを冷やそう！

なんかたいそうなタイトルで始まりましたが、何のことはない「全然使ってないリアウオッシャーをコンデンサに回して、任意で冷やせるようにプチ改造しましょう」というもの。

2年も前から構想自体はありましたが、このソリオはウオッシャータンクがフェンダーに入っていて、エンジンルームからは直接アクセスができません。フェンダーはずさないかんし、はずし方わからんし・・・といいつつ月日が流れていきました。
しかし、今年の４月に子供も生まれ、車を止めてアイドリングする時間が長くなって、「これはやらねば！」と一念発起。やっぱ人間、きっかけは大事ですねぇ。( ´ー｀)　しかしフェンダーどないしたら・・・そこで目についたスズキ提携店へ飛び込み勉強。そこで優しい方に「フェンダーの下からアクセスしたら楽よ」と教えて頂きました！助かります。
そこで早速実行に移しました。

まずはタイヤを外します。素人なので基本に忠実に。（*´∇｀)

続いてタイヤハウスのカバーを外していきます。
このカバーはプラスチックの押しピンで止まっていて、マイナスドライバーで丁寧にロック解除すると素直に抜けてくれます。

このピンを８本（だったかな？）ほど外したらフリーになります。ではこいつを外すと・・・・

はい、ウオッシャータンクがご対面です。（笑）
こいつをみるために２年かかった・・・ノД；)　まぁいいや。
ついでにポンプも２つ見えますね。右側がフロント、左側がリアのウオッシャーです。今回は左側のポンプを魔改造してウオータースプレーにします。

まずはあらかじめ購入しておいたシリコンホースをポンプ口にねじ込みます。ここは圧がかかるので、気持ち取り回しに余裕を持たせますね。

ここでハプニング発生！
ホースをポンプにつないでねじ込んだ段階で水がだだ漏れ。
あれ？こいつ、なんかストッパーみたいな弁はないの？このままではタンクの水がアスファルトのシミになるので、緊急処置でホース口をあげます。ふぅ、やれやれだぜ。('A`)

取り付けたシリコンホースはだいたい１ｍ。ホームセンターで２００円くらいで買えると思います。種類があるので径だけ確認してくださいね。

つづいてホースの取り回しへ進みます。

当初はタイラップでつり下げるイメージを描いてましたが、このソリオにはそんなつり下げられるようなステーがなかったので（笑）、カバーがプラチなのをこれ幸いにオンザカバーで這わしていきます。（*´∇｀)　プロの作業ではないのでこれでおｋ。（笑）

このときにカバーは取り付けてしまいます。

さてここからが本番です。

バッテリー下の大穴からホースを取り込んだのですが、この取り回しをどうするか小一時間悩みました。もしほかの方で実施されるかたがいましたら好みでいいと思います。そのくらい自由度、というか穴が多し。
ポイントとしては、
○ホースがボディーのエッジでこすられないよう注意
○余長を持って取り回しが出来る（少々圧がかかるので）
○今回はエアコンのコンデンサを狙うのでホースがつぶれないように注意
○基本純正チックに、だけどもさりげなくﾁﾗ見せ（笑）

ってなとこですかね。最後の項目は浪漫です。（笑）

私はまず、グリルを外してフレーム内→グリル裏とフレーム間を通す→コンデンサスペースへ垂れ下げるルートで通しました。故にノズルは固定してません。まぁコンデンサに水がかかればいいかぁ。

写真は更新しました。ノズルがバンパー内で元気に水をぶっ掛けているところです。

今回は併せて買った拡散ノズルに逆止弁が付属していたので早速使用。水が勝手に垂れ流れなくなりました。ノズルがしっかりとコンデンサに吹きかけれているかを確認するには、バンパー開口部を少し下から見上げて見るといいです。ゲンキに噴霧されていれば完了！

注意事項としては、この水スプレーをする期間はウオッシャータンクの補給は限りなく水に近いくらいまで薄める事をおすすめします。じゃないとコンデンサがどろどろになってしまうかも。ソリオのウオッシャータンクはだいたい１，８Ｌくらいはいるので、「ちょっとエアコンがぬるくなってきたなぁ」と思うたびに気軽にスプレーして頂ければＯＫ。電動ファンの前に吹きかけるのも狙っているポイントです。じゃないとアイドリングの時に効果が無いですからねぇ。エンジンがオーバーヒート気味（んな時あるのか？）の時でも効果があると思います。

ノズルは今回は霧状になる拡散ノズルをおすすめしてますが、別に純正の余ったノズルでも全然ＯＫだと思います。


以上、お金のあんまりかからない夏対策でした。