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空ぶかしの最後は、アルファロメオ　ジュリア　ヴェローチェ。ダウンサイジングの2L直4ターボ。

アクセル目いっぱい踏み込んでも3500回転以上にはいきません。
なんで？
アルファディーラーの店長さんに聞いたところ、最近のクルマはエンジン保護のため？近所迷惑防止のため？空ぶかし防止のリミッターがついているそうです。知らんかった（汗）。

レスポンスはポルシェがダントツ。
3.6Lの大排気量なのでトルクもあり、運転していてとても気持ちのいいエンジンです。

エランのエンジンもレスポンスこそポルシェに劣りますが、パンチがあるいいエンジンです。ターボなのに低回転からトルクがあって発進はポルシェより扱いやすいくらい。

ジュリアは現代のエンジンらしく、2000回転から最大トルクを発揮するので、これまためちゃ運転しやすい。ちょっとアクセルを踏み込むだけでガツンと加速します。
ただ、レッドゾーンが5500回転からとディーゼル並みに低いので、回転の伸びを長く味わうことができない。よくできたZF製8速ATのおかげであまり気にならないけど。

次はロータスエランM100。いすゞ製4XE1-WT型。

ジェミニに搭載されていた、これも名機と言われるエンジンですが、ポルシェに比べると回転の上がり方、下がり方は緩やかです。

クルマの性格はエンジンで決まる、とは徳大寺有恒巨匠の名言ですが、では実際にどんなものか、わが愛車３台を空ぶかしして吹け上がりや回転落ちを比べてみました。




まずは、ポルシェ964カレラ2の3.6L空冷フラットシックスから。

アイドリングからアクセルペダルを床まで踏み込むと、タコメーターの針が一瞬でレッドゾーンまで跳ね上がります。離すとストンと落ちます。
さすが、ポルシェのフラットシックスはレスポンスが鋭いです。

仕事用に７年間使っていたレクサスＨＳの後継機として購入しました。
レクサスを選んだ時は、燃費重視、楽ちんなクルマで十分、と考えましたが、これが大失敗。一日で一番長い時間乗るクルマが退屈だと自分のようなクルマ好きにとってはストレスが溜まって溜まって仕様がない。休日になると遮二無二ポルシェやエラン走らせていました。
だから今回は毎日乗るクルマだからこそ楽しいクルマを、という基準で選びました。メルセデスやBMWはやたら数が多いし、なんだかステータスを強調しているようで趣味に合わない。ジャガーを検討しましたが、SUVに力を入れていて、セダンのXEはほとんど日本に入ってこない、とディーラーで言われてしまいました。
そんな時に、往年の名門アルファロメオがジュリアを復活させたというニュースが！自動車雑誌で見るとやたら評判いいじゃないの！ということで、飛びついた、というわけです。
実際に使い始めると、期待に違わず、これがなかなか楽しい。へたれナビもなんのその、毎朝、乗り込むのが楽しみなクルマです。やはりクルマ好きはこうでなくちゃ。

わがツーリングクラブに新しい仲間が加わりました。
1969年式シヴォレーカマロＳＳ！V8、5.7Lエンジンの咆哮を存分に聴かせていただきました。
ワインディングでも意外に速いのに驚き！


今日はカートなるものも初体験。慎重に、慎重に走ってたら周回遅れに（汗）。
次回は思いっきりアクセル踏みます！