全くといっていいほど弄るところがない我がC230K。
車のブログなのに全然話題がなかったのですが、
久々にメンテをしたのでアップします。
メンテ内容はタイトル通り、土曜日にタイヤ交換をしてきました。
ま、前オーナーが装着したタイヤでしたので、流石に磨り減ってきたのと、
ひびも入り始めてきたので、交換時期かなと。
しかし、装着までにたどり着くのに色々と時間がかかってきました。
単に自分の行動が遅かったのといえば、全くそのとおりなんですが。。。
C230Kは何気に1.5tある結構な重量のある車でかつ、
C180やC200と比べてもスーパーチャージャーのチューニングが高い為、
他の2車は前後205/55R16と比較的選択肢が広いのに対し、
C230Kは前205/55R16と同じながら、後ろは225/50R16とワンサイズ太めになってます。
そうなると、必然的に後輪に合わせての選択になるわけなんですが、
今まで履いていたのが、REGNO GR-8000、但し前のオーナーがパンクをしたのか分かりませんが、
左フロントだけがGR-9000という、ちょっとスッキリしない組み合わせになっておりました。
でも、国産タイヤにおいてのフラッグシップだけあって、静粛性は既に2006年製造のタイヤだったのでややうるさかったのですが、高速域での安定感は流石だとおもってました。
となると、次もREGNO…といきたいところですが、最高級タイヤだけあっていいお値段。。。
コスト・パフォーマンス・評判等を踏まえた上での選択をしようと、
ここ2~3ケ月ネットや友人の評判を踏まえて勘案しておりました。
真っ先に候補に挙がったのが、
MICHELIN Pilot Sport 3。
グリップも程良く、ウェット性能も素晴らしいと評判で、ネットの口コミでも悪い評価が無いぐらいで、
かつ値段も思ったよりも高くなく、外車に履かすのならまず間違いないと思いました。
設計も新しいのも魅力ですね。
もう一つの候補が
PIRELLI P7。
ハイパフォーマンスではないですけど、バランスの良さ、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
モデルは旧いですが、実績があるタイヤなのでこれもありかなと。
他にも国内メーカーをはじめ、いろいろ検討したのですが、
ふと選択のエッセンスとして「
省燃費」を考える様になりました。
というのは、重量のある車でかつある程度パワーのある車において、
グリップやウェット性能、ブレーキ性能においての安全性が求められるのですが、
その場合は高速域での話が主だと思います。
しかし、我が家の場合のメインは街乗り。
特に都心の走行が多く、渋滞によるストップアンドゴーが多いので、
必然的に燃費が悪くなります。
それを踏まえるとエコタイヤと言われる転がり抵抗を減らしたタイヤが思いつくのですが、
転がり抵抗が少ない分、グリップやウェット性能が我が家の車においては役不足だとスペック上で
判断しました。
が、ここにきての原油高によるガソリン価格の上昇が顕著になってきました。
そのことを踏まえると「十分な性能・省燃費・ロングライフ」がテーマになり、
改めて熟考して結論をだし、今回の交換になりました。
そして先週の土曜日。
タイヤはネットで注文し、横浜にある某所に直送して取付を行ってもらいました。
フロントの状態。もうほぼ山無しですね。
片べりしているのは、ベンツの場合、ステアリングをきると舵角に角度がついて
小回りが利く分外側をすり減らす傾向になる為です。
リアはまだ1分山かな。でも精神衛生上良くないですね。
今回選択したのは
DUNLOP LE MANS 4(LM704)です。
昨年末に発表、今年の2月から発売したばかりのタイヤで、リアの225/50R16は3月に発売しばかりなんです。
性能の詳細はHPで観て頂くとして、正直口コミや評価が無かったので最後まで悩みましたが、
全モデルのLM703と比べて、かなりの性能アップを果たしているので、省燃費や性能のバランスがあうのではないかと思い、だったら自分の車で試したくなったので今回の選択になりました。
最近始まったタイヤラベリングでは転がり抵抗係数がA、ウェット性能がBと、やや比較基準が分かりにくいいですが、とりあえずは上々な性能みたいです。
タイヤパターンはこんな感じ。4本のストレートグルーブがウェット性能が効きそうに感じますね。
今時のタイヤには珍しく、左右対称のパターンなのでローテーションには適してますね。
ただC230Kは前述の通り前後サイズが違うので、もしローテをするなら裏組みですけどね。。。
これはリアタイヤなんですが、225/50R16は3月発売なので、製造年月も今年の2月ごろの様です。
ホント出来たてホヤホヤなんで、ちょっとそれだけでもテンションが高くなったりして。
なお、フロントは昨年の10~11月の製造でした。
それで、装着して直ぐの感想は、とにかく軽さを感じます。
ちょっと微妙な表現ですが、転がり抵抗が低減している分、スーっと行く感じなのです。
こんなにタイヤですぐに体感できたのにはビックリで、助手席にいた嫁でも分かったほどでした。
グリップに関しては、まだ皮むきが終わってないので何とも言えませんが、
いまのところは踏み込めば滑ることなくきちんと掴んでるかなと言う感じです。
しかし、一番驚いたのが燃費。
都内を走行すると、大抵燃費計は7km/ℓ代なのですが、
昨日はしったら、いきなり8km/ℓ代に改善されました。
さらに今日は都内→横浜で、かつ一般道を走ったら、何と9km/ℓ代に突入しました。
どうやらATのコンフォートモードとの相性が良さそうです。
考えてみれば、REGNOは擦り減る限界までグリップを確保していたんだなと思う一方、
この劇的な変化にかなり驚いているのと、このタイヤの実力が果たしてどのくらいなものなのか、
非常に期待しちゃいます。
まだウェット性能を試していないので、今度そのチャンスが来たらレポートがしたいと思います。
あと山道でワインディングとかも。
今回は今までの視点とはことなる基準で選んで見ました。
さて今後はどうなるか、自分でも楽しみに思うタイヤ交換でした。