あえて快適ミニバンから旧式な4駆(H6テラノD21)に乗り換えたのは「乗ってて楽しくないから!」別に早いわけでもないし
ハンドリングが良い訳でもないけど「乗ってて楽しい車に乗りたい!」ただそれだけ。
昔は気になっていなかったんですが、一度便利な車に乗ってしまうと手放せないのがオートクルーズ。
長距離移動の疲労度が全く違います。
オートクルーズは基本メーカーオプションなので未装着の中古車では諦めていたのですが、後付でオートクルーズが
付けられるなんて素晴らしい物があるという。
それはシリアスのクルーズコントロール リニアクルーズ LC210
購入価格 41790円(送料含)外部インジゲーター3780円・3年延長保証3240円
クルーズコントロールが標準装備でない車に後付できるクルーズコントロールです。
電子式とワイヤー式がありますが、旧車にはワイヤー式ですね。
シリアス
http://www.seriouswave.com/
最初から知っていれば、変な車に買い替えずにコレを付けていれば良かった。
これを、ニッサン H.6/8 LHYD21テラノ グレードV6-3000R3M エンジンVG-30Eに取り付けします。
中身はこんな感じ。
コントローラー・アクチュエーター・コントロールレバー・配線・ステー
と至ってシンプル。
テラノのエンジンルームです。
比較的余裕のある配置です。
もともと純正でASCDの設定があったのでスロットル部分がダブルで装備されています。
今回はこれをそのまま利用したいと思います。
アクチュエーターはこの位置へ。
多分純正ユニットもここに設置してあるのではなかろうか?と思われる。
本当はケーブルを真っ直ぐ向けたかったのだけどワイヤーが長くて取り回せなかったのでちょっと外向きに取り回しました。
元の位置のままだとケーブルの長さが足らなかったので、市販のステーをかまして取り付けします。
コントローラーとの接続ですが、端子ごとに色分けされているので間違えることなく接続できます。
位置も決まったところでワイヤーの引きしろの調整をします。
引き代が44mmです 38÷44=約86%
問題の引きしろですが、だいたい86%なので許容範囲と判断しました。
まるで、純正かと思えるくらいに自然(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ
以上でエンジンルームの配置完了
メインユニットの配線
マニュアルに書かれてある接続が必要な配線は
ON電源:IG(イグニッション)、車速信号、ブレーキ(電源、信号線)、アース、エンジン回転信号(黄色)を配線します。
電源はヒューズボックスからとります。
※この車ではLEDブレーキ・キャンセル配線は使用しません。
ECUの位置は運転席下です。
各配線は以下の図からピックアップしています。
ブレーキの信号線を確保します。配線自体はブレーキの根元にありますので引き出して信号のチェックします(赤が信号線、電源線は緑)
それぞれテスターで測って確認をして、タップでは不安なのでギボシで取りました。
その他の運転席下のECUから車速(青)、回転(黄色・マニュアルなのでキャンセル信号用です)などを繋いでいきます。
オッシャ!電源ON!
あれ?
動かんぞ!?
アースが悪いかな?とかいろいろ試してみるも動かず、、、、説明書読み返したら。。。
「ヒューズを入れてください」!!(゜ロ゜ノ)ノ
ハイ!ヒューズ無いんじゃ動かないよね~(^_^;)
コントロールレバーはこの位置にしました。
もう少し手前に付けようとしたのですが、乗り込むときに足に当たってしまうので、奥に設置しました。
※動画 テストモード(youtube)
25秒くらいからが、リニアクルーズのテストモードです。
https://youtu.be/jlCtZFjnuJY
動画は2000回転程度迄しか回していないのでちょっとしかワイヤー引きませんね。
停止状態でのチェックはOKだったので走行しながらのテストに移ります。
車速パルスの確認音が出なくて何度も接続の確認をしましたが、何をしても設定ができないので、ディーラーに駆け込んで配線図とにらめっこ。
ECU以外から取れる所は メーター裏からですが、パルス+か?
パルス-(マイナス)ってのも有るが、、、。
でも、マイナスから信号取るって事も無いだろうってことで候補としてパルス+で。
家に戻って配線の取りだしをしていたら、メカニックさんから電話があって、オドメーターに入っている2パルス信号線がありますよ!と、そこからも車速パルスが取れるそうです。
念のためにそこからも信号線を取っておきました。
結果、2パルス線からの信号で無事に動作確認がとれました。
クルーズ本体の設定をします。
1.車速パルス設定(クルーズ速度域の設定):55km/h
2.感度調整:弱より7段目(メーカー推奨値・30段あるので注意)
3.加速度調整:弱より3段目(メーカー推奨値)2の設定で自動的に設定される値です。
の3つありますが、取説通りに作業を進めればいいので容易に可能です。
クルーズ操作レバーとブレーキ操作の組み合わせで設定を始めたり確定したりするので、郊外の空いた安全な道路で行いましょう。
1は指示通りに55km/hで設定
2は感度設定を音の回数で判断して決めていくのですがタイミングがつかめず、何度かやり直ししましたが結局メーカー推奨値で設定しました。
40km/hくらいからもクルーズできるので、とても便利です。
※高速でのクルーズ走行の動画はこちら↓
動画 クルコン(youtube)
https://youtu.be/E1OZXGh8OdI
年とると長距離移動のアクセルコントロールは地味に疲れるんですよ。
そんな悩みを解消してくれたのが「リニアクルーズ」
こんなに簡単に取り付けらえれて、疲労度激減できるなんて、長距離移動が楽しくなります。
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テラノ | クルマ
Posted at
2017/01/27 01:27:42