リヤキャンバー調整キット導入&アライメント調整
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車高調導入によってリヤキャンバーが大きくなったため、タイヤの片減りが激しくまたタイヤ接地面積の減少も気になって近所のショップでアライメント調整を依頼したのですが・・・・
調整幅いっぱいでも基準値に入らず、下限値より-1°寝ている状態が限界とのことでした。
(画像はこの際のものでなく、今回のフェニックスパワー京都店でのものです)
2
ネットでいろいろ物色したところ、画像のようなSPC社製のリヤキャンバーアームキットがアムテックス社より輸入販売されているのを見付けました。
これだとフロントロアリンクを純正と交換するだけなので、DIYでも出来そう!だし、スペックでは±4°の調整幅になり、値段も3.5諭吉程度で手頃だし、という事で早速入手・・・と、はやる心を抑えてさらに調査すると・・・
陸運事務局への構造変更申請が必要となるのが判明!!
手続きが結構面倒そうなので再考することに・・・
3
さらに調べると、同じSPC社製で画像のような「リヤアライメント調整キット」なるものを発見!
これは純正の調整スロットを広げて長穴にした後、SPCカムボルトに交換して調整幅を拡大させる・・・
という物なので、そのまま車検が通る(外観では変更が分からない)のでこちらに決定しました。
このキットはキャンバーと共にトー調整用のカムボルトもセットになっており、同時に調整が必要なようなので、今回の用途にぴったりみたいです。
ただ、スペック的には調整幅±3°と、リヤキャンバーアームキットよりも調整幅が狭いので若干の不安があるのですが・・・
値段は「リヤキャンバーアームキット」の3分の1程度と凄く安いのですが、車体の加工が2倍必要なので加工工賃と部品代とのトータル額はほとんど同額見積もりになりました。
なので、頑張ってDIYでやっちゃおう!と意気込んだのですが・・・特殊工具が必要で加工の大変さもあり、結局かなりの取り付け実績のある「フェニックスパワー京都店」さんにお願いをすることにしちゃいました。
4
画像上側が加工前のトー調整スロット穴で、画像下側が広げて長穴になったところ。
リューターを使って加工するのですが、作業してくれた大西さんいわく「凄く硬くて大変です!!」。
かなり荷重が加わるところなので、そりゃそうでしょうね(^∇^)
5
画像上側が加工前のキャンバー調整スロット穴で、画像下側が広げて長穴になったところ。
6
カムボルトを取り付けて完了です。
あとは、おそらくバラバラになっているであろうホイールアライメントの調整が待っています。
7
アライメント調整前後のデータです。
リヤキャンバーは、メーカー下限値ギリギリ(実際にはわずかにオーバー)が精一杯という結果でした。
基準値センターを期待していたのですが、まあ基準値内になんとか入っている?・・のでよしとしましょう。
トーインが基準値よりかなり大きいのは、キャンバーが下限に振れているので、トーを大きくすることでタイヤの片減り等を軽減するという目的で、このスペックにしているそうです。
8
調整前後比較
画像左側がキャンバー調整前(-2°50′)
画像右側がキャンバー調整後(-1°56′)
スペックの差異は小さいですが、見た目でははっきり違いが分かりますね。
これでタイヤの片減りも軽減され、接地面積の拡大によりリヤのグリップもアップする・・ハズです。
まあ、とっても気が小さいワタシにとって、精神衛生的にはすごーく大きいメリットが得られたので、7諭吉プラスの価値は有ったと思っています。σ(^_^;)
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