先週の日曜日、雨も降っていないのに某高速道路の制限速度が50キロになりました。
あの日僕は友達と弟2人を連れて海へ釣りに行ってきたんです。
4時に出発して行きはした道で向かいました。
車から聞いたことがない異音がするんです。
カンカンカンカン・・・
金属と金属が干渉しているような音でした。
帰ったら自分で見てみようと思い車を進めていると音がするパターンがわかってきました。
加速をしているとき、ブレーキを踏んでいるときは
なりません。
一定の速度で走っているとき
アクセルをオフったとき
クラッチを切ったとき
にカンカンカンカンカンカンカン
と車内中に響きわたりました。
左前のほうから聞こえてくる気がしたので休憩中左フロントタイヤの近辺を見てもわかりません。
とりあえずナットは緩んでる様子はなかったので
最悪タイヤは外れることはないだろうと思い海まで行って午前中釣りして帰りました。
帰り道も当然音はやみません。
あんまりに嫌だったので同乗者の友達に
「帰り直接ホンダよっていい?」
と聞くと
「これはよったほうがいいよ。」
とのことだったので高速道路に乗って急いで帰ることにしました。
やっぱり100キロで走っていても音はやみません。
そして降りるインターまであと10~20キロ地点のトンネルの中でした。
バコン!!
と信じられない音がしたかと思うと左側が沈みました。
僕はタイヤが外れたと悟りました。
ガーっと引きずったので白い煙と火花を上げてトンネルを出た直後の路肩に止まりました。飛行機が着陸時前輪がとれたようでした。
降りてタイヤがあるか確認するとタイヤは外れてはいましたがボディからは離れてなかった状態でした。
ハブボルトが5本とも折れていたのです。
JAFFを呼びそのままホンダへ輸送してもらい、現在修理の見積もり待ちです。
JAFFの方が言うには
一気に全部折れることはない、
5本取れてしまったらたいてい車ペチャンコだと。
もちろん原因はすぐにわかりました。
ワイドトレットスペーサーをつけていたからです。ホイールスペーサーと違ってロングハブボルトを使う必要はなく安心だと自負していました。
締めなおして一ヶ月くらいだったかもしれません。
ワイドトレットスペーサーをつけるなら100キロ単位で締めなおすぐらいかちょうどいいかもしれませんね。
異常に気づいていながら遠出した、異常に気づいていながら高速道路に乗った
大丈夫だろうという心の甘さが招いたすべて僕の責任です。
友達や、まだ小学生、中学生の弟にもしものことがあったら・・・
JAFFの人は
「トンネルの中じゃなくてよかったねー。」
「いやトンネルの中だったんです。」
もしトンネルを出きらなかったら・・・
ホンダの人は
「よくハンドル耐えてまっすぐ走らせたね。」
「シビックがまっすぐ走ってくれただけなんです。
もし車が暴れだしたら・・・
もし追い越し車線を走っていたら・・・
これだけですんだのは奇跡と呼べるかも知れません・・・。
どうすればいいんだろう・・・。
皮肉なくらいきれいなボディを見ていても答えはでませんでした。
Posted at 2012/07/25 15:09:43 | |
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