チェーンゆるみ調整＆注油

チェーンゆるみ調整＆注油作業です。
工具等は、1. フロアジャッキ（側車付きなので）、2. メガネレンチx2、3. トルクレンチ、4. 木製折尺、5. 平台車（椅子替わり）、6. チェーンクリーナー、7. チェーンルブ、8. 輪留めx2set、9. ウェス、10. 軍手

輪留めは木製でお手製です。
紛失＆取り忘れ防止のため紐をつけてます。結び目は外れないようにもやい結びです。
タイヤが転がると危ないので輪留めは必須です。

チェーン調整の手順はサービスマニュアルに書かれている通りなので省略しますが、注意点を要約すると、
1. リアアクスルナットを緩めてから、
2. タイヤは浮かせた状態で、
3. ロックナットを緩めてアジャスタボルトをまわして調整します。
4. 張りの確認はリアアクスルナットを絞めた状態で行います。
（※写真はジャッキアップしていませんのでこれで調整するのは誤りです。）

（GB400TT/GB500TTの場合）
ちなみに、アジャスタボルト１回転で約1～2cm張りが変わります。
張りを見るのはフロント、リアスプロケの中間です。
一番張りが強い所で15～25mmに合わせます。
私はいつも中間の20mmに合わせてます。

調整が終わったらアクスルシャフトを締め付けます。
サービスマニュアルの点検,調整の頁には締め付けトルク8～10kg-mと書かれていますが、写真の頁（リアホイールの解説頁）は誤記があるので要注意です。

チェーンゆるみ調整が終わって締め付け後に左右が均等かを確認します。
写真のようにスプレー缶のノズルを利用して、変な振れが無いかをチェックします。（念のため左右やります。）
（参考動画付けます。片手で回して、片手でスマホで撮っているので酷い動画ですが・・・）

おまけ：
輪留めは穴の開いた古靴下にしまっています。
古靴下はちょっとした道具入れに重宝してます。

私が参考にしているのはDIDの2015カタログに記載の情報で、チェーン調整は1000～2000km毎、クリーニングは1000km毎、注油は500km毎です。（基本）
かなり細かく記述があるのでお勧めです。
（こだわりは無いので大体ですが。）