フロントドアスピーカー交換（内張り剥し）後編

ここまで来ると内張りはガタガタな状態、
ちょっと上に持ち上げてやれば、
写真のようにパワーウインドウスイッチパネルの下の方に指が入るようになる。
ココに金属製のツメがある。
ツメを指で押しつつ、パワーウインドウスイッチパネルが浮いてきたらマイナスドライバーか内装剥し用のレバーなんかを隙間に突っ込んで剥してやる。

こんな感じに外れる。

コネクターのココの部分にマイナスドライバーを押し込んで、
ドライバーを軽く捻ってやるとコネクターはあっさりと外れる。

コレが外れれば、ドアの内装パネルは右上方向に持ち上げてやれば外れる。

コレが外した状態。

コレで作業は一応終了って事です。
後は、スピーカーを入れ替えて逆の手順で元に戻してやればＯＫなわけで、
まぁ説明は要らないでしょ。

助手席側の写真。
基本的に運転席側のドアとやり方は同じだけど、
違う点が２つ。
画像にある隠しネジ。

取っ手の付け根のカバーを外すと、
取っ手の握り部分がパカッと２分割して隠しネジが出てくるんだけど、
取っ手の付け根の部品のツメが割れやすい。
（俺は割っちゃった）
割れてもガタガタになることは無いので、思い切ってやるしかない・・・。

後は、助手席側のパワーウインドウスイッチは裏側からしか外せない。
スイッチは外さずに、繋がっているコネクターを裏から外すようにしましょう。

AM/FM電子チューナーラジオ（2スピーカー）車の純正のスピーカー。
樹脂製のバッフルボードが付いてる。

スピーカーのビスのピッチは、
対角線上で１５５ｍｍ
隣同士の間隔で１１０ｍｍ

バッフルボードを固定しているビスのピッチは１５０ｍｍ

この樹脂製バッフルボードには、
純正スピーカーの位置がズレないように小さな突起があるので、
社外品のスピーカーを付ける際は、
カッターナイフやニッパー等で突起を切り落としてください。

一般的なトレードインタイプの１６ｃｍスピーカーなら、
殆どの物が取り付け可能だと思います。
詳しくはスピーカーのメーカーサイト等で調べてください。
（エキスパートに関する情報なんて無いけどな！）

スピーカー配線の＋／－の確認方法ですが、
スピーカーに接続するコネクター（車体側）に＋と－の表記があるのでそこで確認してください。

外した純正スピーカーの裏側。

クラリオンのスピーカーで、ＭＡＸ　４０Ｗ
中国製だそうです。

＜＜注意＞＞

今回はAM/FM電子チューナーラジオ（2スピーカー)車を使って作業手順を紹介しました。

AM電子チューナーラジオ（1スピーカー／チューナーとスピーカー一体）車の場合、
ドアスピーカー配線はドアまで来ていますが、
樹脂製バッフルボードは付いてません。

ＡＭ／ＦＭ2スピーカー車と違い、
防水ビニールがスピーカー取り付け部まで覆われているので、
ビニールのカット、カット後の防水処理も必要になります。

（ちなみに、AM/FM電子チューナーラジオ（2スピーカー)車には、
Ａピラーのツイーター配線は無し）