普通の車のオルタネーターはアイドリング中に150W程度しか発電しませんので、アイドル中に大電流を取り出すと12Vバッテリーが過放電して壊れててしまいます。 プリウスは普通の車にあるようなオルタネーターはありません。 プリウスは走行用バッテリーからDC-DCコンバーターと言う電気機器を使って14Vを作ります。 ハイブリッド車のDC-DCコンバーターは、現行プリウスなら14V×120A=1680Wほどあるそうで、リーフで1650W。 旧型プリウスでも100A・1400Wの供給能力を持っているそうです。 そこで、1500Wのインバーターを付けました。買ったのは、アマゾンでアメリカ製の正弦波60Hzの1500Wインバーターです。当方、60Hzの地域ですのでこれ、50Hz仕様も売っています。http://www.amazon.co.jp/OEM-%E9%AB%98%E5%93%81%E8%B3%AA%E6%AD%A3%E5%BC%A6%E6%B3%A21500%EF%BC%B7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E2%97%8F60Hz-%E2%97%8F-DC12V-AC100V/dp/B005HFOVX0/ref=pd_sim_sbs_k_2 本体とブレーカー・線材 線材は115AまでOKの22sq 一応、電流など確認するためのクランプ電流計(普通は不要です) 途中にスイッチを兼ねたブレーカー付けます。 安全と保護の為、家庭用のブレーカーBOXに入れてあります。http://item.rakuten.co.jp/tokyotonya/639271/ ヒューズ型サーキットブレーカー100AEL027=ヒューズ型サーキットブレーカー100A 100Aにしたのは、安全を見て使うためで、1KWぐらいまで連続で使える設定です。 マイナスは補助バッテリーのアースポイントに取り付け 周りの余分な線はLEDウインカーレギュレーターです。 プラスはバッテリーの端子最初からあるボルトにナットで取り付け 後部の隙間から線を出します。 負荷無しでもアイドル電流0.6A 電源切り忘れるとバッテリー上がってしまいますね。 普段はブレーカーもOFFが良いです。 (マイナス表示ですが、写真撮りの為です) 1200Wのドライヤ―で104.4A (マイナス表示ですが写真撮りの為です) この状態ですと、30秒でブレーカー落ちます。 1000Wなら連続で使えそうですね。 100A流している時のバッテリー電流 方向的に補助バッテリー充電中 まあ、100Aならシステムの消費電電力含め、ぎりぎりバッテリーからの持ち出しは無いようです。 1000W(1KW)までで使うようにしましょう。 1000Wあれば相当な機器が使えます。定位置はアンダーBOXで良さそうです。固定はせず、使うときはBOXから出して使います。 普段は、邪魔なので降ろしておいた方が良さそうです。 振動で壊れることもあります(アメリカのキャンピングカー用の物なので丈夫と思いますが)。 端子を外すときは必ず、ブレーカーSWをOFFにしないと危険です。 もし、計画停電などが発生しましたら、プリウス発電気を使ってみたいと思います。 このプリウスはPHVなので、フル充電されていれば、1KWで3時間使えるはずです。 実際1KWコンスタントには使わないので、もっと長く使えそうです。 バッテリー使い切ったら、エンジン始動、充電をガソリンで行い、 満タンなら概算では3日以上電気使えます。 大電流を扱うのと、メーカーではこう言う使い方を推奨していません。 問題が起こらない保証はありませんので自己責任でやってくださいね。お暇でしたら、こちらのブログもプリウスでお湯を沸かしてみたhttp://toushiganbaru.blogspot.jp/2012/05/blog-post_29.html