ＭＡＣＴＯＯＬＳ メトリックタップ＆ダイス　スーパーセット  

ＭＡＣＴＯＯＬＳのタップ・ダイスセットです。
多分、アメリカのハンソン社のＯＥＭかと思います(笑)

使用したユーザーさんからは、その切れ味に驚いてＭＡＣの営業さんに後日「切れて驚いた！！」という報告があるというこの一品。

あまりタップ・ダイス系は持っておらず、何か起きた時に対処できないので、ここぞとばかりに購入しました。

実際に使用してみるにあたり、どんな性能を持っているのか確かめるため、まずは手持ちの国産イシハシ製タップを使って、ネジピッチが１．２５と細かい＆オーバートルクで締めがちな、日産・スバル・スズキ系のホイールナットを使って切ってみました。

あえて切削油などを使わず、まずはイシハシタップで切ってみましたが、やはり微妙にナットをオーバートルク気味で脱着していたからか、切り粉が出てきました。
とはいえさすが国産イシハシ製、何の苦もなく切ることができました。

切り粉を清掃した後、今度はＭＡＣ製タップで同じナットを切ってみた所・・・。
イシハシ製で切った後なのに、まだ切り粉が出てきて驚きました！！

今、切ったばかりなのに、さらに切り粉が出てくるとは・・・。
むか～し放送していた、某・電気シェーバーのＣＭのよう！！(笑)
(▼ω▼)にゅふり

イシハシタップだって悪くないはずなのに、それ以上に切れてしまい、驚きました。

ダイスの方の切れ味も、申し分ないのですが、それ以上に助かるのは、ダイスの形状が六角でコンパクトだという事。
大抵、ダイスは丸型なのですが、コンパクトな六角と言うことで、ダイスハンドルが使えないところは、最悪スパナやモンキーなど、何らかの形で力をかけて回せると言う強みがあります。

大きさも普通のよりは小さいので、例えばクリップボルトなどのねじ山修正の際、普通サイズだとハブセンターにダイスが当たって最後までダイスをかけられないのですが、これであれば小さいのでハブセンターの突起をかわしながらかけられるとか、スペースのない場所でも使えるのが良い。

タップ・ダイスだけじゃなく、それを回すハンドルもキチンと考えられており、例えばタップハンドル”大”の方は、後端部に３／８の差し込み角が設けられているので、ラチェットなどで回せますし、ダイスハンドル”大”の方には、ボルトの先が潰れてうまくダイスにかからない状態でも、しっかりセンターを出してホールドしてくれる機構が設けられています。

普通の定価だとかなり高価ですが、キャンペーンとお得意さんという事で、定価より安く購入することができました。
ただ、通常だと何故か日本サイズ１２ｍｍ×Ｐ１．２５サイズのタップ・ダイスが入っていません。
なので別途購入が必要なのですが、これはそれらをサービスしたキャンペーン品なので、普通の時に買うよりお得になりました。
(イシハシ製でも、タップはまだしもダイスとなると高価で、単品で揃えていくと、結構イイ金額になってしまうんですよね～汗)


何にせよ、ネジ山修正が楽に出来て、いじり中にねじ山を傷めても時間のロスが少なくなる反面、あまりに切れ味が良くて、ねじ山修正が楽しくなり、外したネジすべて切ったりするので、無駄にいじりが遅くなると言う意味不明なタイムロスが発生してしまいました(笑)
(▼ω▼)にゅふり


タップ＆ダイス入り数
３ｍｍ×Ｐ０．５
４ｍｍ×Ｐ０．７とＰ０．７５
５ｍｍ×Ｐ０．８とＰ０．９
６ｍｍ×Ｐ１．０
７ｍｍ×Ｐ１．０
８ｍｍ×Ｐ１．０とＰ１．２５
９ｍｍ×Ｐ１．０とＰ１．２５

１０ｍｍ×Ｐ１．２５とＰ１．５
１１ｍｍ×Ｐ１．５
１２ｍｍ×Ｐ１．５と１．７５
１／８－２８ＢＳＰ

サービス：１２ｍｍ×Ｐ１．２５

ダイスハンドル：大小各１本
タップハンドル：３本
ピッチゲージ×１
ダイスハンドルに使うマイナスドライバー(笑)×１



関連情報URL：http://mactools.jp/