お久しぶりですw
半年ぶりに近況報告でも。
3月に富士スピードウェイで行われたN-TECさんの走行会に参加させていただきました。FSWに行くの自体15年ぶりでしたw ジュークであの規模のサーキット走るとどんな挙動するのか全く予想できませんでしたし、コースの記憶も全く無かったのでほぼ初走行みたいなもんですww
CVT油温の関係で、25分くらいの枠でアタックできるのは2・3周目と6(+運が良ければ7)周目だけなのでほとんど予選スーパーラップみたいな感じでかなりの集中力が要りました…タイヤ温度とクリアラップをそのタイミングに合わせてぴったり持っていかなければいけないのでまあまあ頑張りましたw
朝一の初アタックで17秒台が出て、それからアタック1周ごとに約1秒ずつタイムアップして午後の3枠目ラストラップの2分12秒773がベストでした。
ジュークのレコードですかね?多分w 正直1アタックごとに1つのコーナーの走り方を決めてる状況だったので、この後も1周ごとにタイムアップ出来たと思うんですが時間切れでした💦 次走ったら10秒切りは間違いないと思います。
僕のジュークはこの時既に純正水冷CVTクーラーを加工してかなりCVT油温上昇を抑える事ができていたのですが、それでもサーキットアタックは1回3〜4分前後が限界で、再アタック可能温度までのクーリングも4〜5分くらいの時間が掛かってしまっていました。これでもだいぶノーマルよりはマシでしたが…。このFSWの経験からやはり走行枠の時間を有効に使えておらず、特に遠征時は勿体無さすぎると痛感してCVTクーラー増設を決意しました。
GWのステイホーム期間を利用してCVTクーラーを製作。本来シビアな管理が必要なCVTフルードを外部に出して空冷クーラーを付けるというのはかなりハイリスクな事なので、極力リスクを下げて純正並のトラブルフリーにするべくオイルライン取り出しアタッチメントは海外日産純正、クーラーコア・取り付けステー・ボルト・ホースバンドはV6アウトランダー純正を使用し、社外部品はホースくらいしか使わず仕上げました。ホースも耐熱性が高く信頼できるキノクニ製耐圧ホースを使用しました。冷却効率だけ考えると前置きがいいんですが、「強い車」がモットーですんで飛び石やサーキットでの接触によるトラブルを避けるよう考慮してレイアウトしています。その為に容量に若干余裕のあるコアを選んだというのもあります。ちなみに三菱のコアを選んだのはCVT側のオイルラインとパイプ径が同じで、1つのホースで直結できるからです。ホース径変換アダプターもリスクになりますので。
アタック時にCVT油温130℃のフェイルセーフが入るまでの時間が長くなればいいなあくらいのつもりでいたのですが、テストしてみるとゆっくりCVT油温が上昇していって何と110℃台で頭打ちになり、それ以降どれだけアタックしてもそこで安定するようになりました。20分以上連続アタックして先に人間の限界が来たのでテストを打ち切りましたが、あの後いくらアタックしても温度は変わらなかったでしょう。
水冷クーラー(ウォーマー)を残しているので、暖機性能もノーマルとほぼ変わりませんし街乗りや高速でもオーバークールにはなりません。普段乗りではだいたい水温マイナス10〜15℃くらいで安定します。
水冷クーラー側に逃げる熱量が減りましたんで、水温も上がりにくくなりました。同じ経路の水冷クーラーで冷やされるエンジンオイルの温度も上がりにくくなっています。
CVT油温上昇を遅らせるために少しセーブしていたブーストも好きなように上げる事ができましたし、フェイルセーフまでいかなくてもCVT油温高めになるとフルード粘度低下によるスリップ検知でたまに入っていたロックアップ解除の制御も入らなくなり、アタック終了までダイレクトな変速が持続します。これはタイムアップに効くでしょうね〜🙌 また色んなサーキット行ってレコードを更新しなくては💪
あと、足回りにもアップデートを入れました。まず3月の富士の前に車高調メーカーに特別に作ってもらったワンオフのピロアッパーを投入して大幅タイムアップを達成しました。富士の後も足回りの熟成が進んだ結果、何とノーマルに近いくらいの高い車高でバランスが取れて過去最高の速さが出るという不思議な事になりました。足回りは奥が深いです…。
車高が高くなったので、お遊びでグラベル用タイヤホイールも作りましたw ニスモRSに入らないはずの16インチがポイントですw
この車高のままでバチバチ走れるので、このグラベル仕様でサーキット行って周りが困惑してる中タイヤだけ替えてアタックして帰る事ができます🤟
来月は神戸でジュークオフがあるそうなんで参加したいと思います。来られる方は当日よろしくお願いします🤝
そんな感じで〜す🙌
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2020/06/13 12:22:03