WAKO'S パワーエアコン プラス 注入
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ひょんなことから数種類手に入ったワコーズ製品の一つ「パワーエアコン プラス」。
「カーエアコン用潤滑添加剤」とのこと。
本州みたいな猛暑でもないし、エアコン自体はキンキンに冷えているのですが、「添加剤」ということで「エアコンシステム保護」目的で入れてみることに。
いつもの店は持ち込み不可なので、以前から気になっていたもう一つの店に聞いてみると・・・なるほど~、昔お世話になった店に聞いてみると・・・意外と手頃って感じの工賃。
迷ったけど、作業自体は手順を守れば難しくないし、ちょっと面白そうなので自分でやってみることにしました。
2
ということで安物のゲージ付き「R134a用 ガスチャージホース」を購入。
ゲージの単位は「psi」。
単位がいくつか使われていて少し紛らわしい。
●ホースの蝶ネジがついている方に「パワーエアコンプラス」をねじ込んで取り付けるのですが、必ず蝶ネジが一番上まで上がっていることを確認してから取り付けます。蝶ネジが下がったまま缶を取り付けると、穴が空いて添加剤が吹き出してしまいます(^_^;)
※画像は下がってます。
ホースのもう一方は車体の低圧側のサービスポートに取り付けるためのクイックカプラーになっています。
3
まず、少しエンジンを暖気しておきます。(エアコンもつける)
●ただし、カプラーを接続する時はエンジン停止状態で接続します。
●低圧側のサービスポートはエンジンルームのエアフィルターBOXの近くにあります。赤丸の部分がそうです。
その左にあるのが高圧側。カプラーの径が違うので間違って接続することはないと思いますが、ここは気をつける点です。
片側に「パワーエアコンプラス」を取り付けたホースを車体の低圧側サービスポートのキャップを外し取り付けます。
●この状態ではホースの中に空気が入っているので、取り付けた缶をゆるめ「プシュッ」とエア抜きをし、またすぐに缶を締めます。車側のガスでホース内の空気を押し出すわけです。
4
エンジンをかけます。
このときコンプレッサーが作動するように
・設定温度最低、風量最大にする
・内気循環にする
・窓(ドア)全開
やっぱり暑い日に作業するのが良さそうです。
5
圧力ゲージが落ち着くと「34psi」くらい。このゲージ的には適量だけど、調べた基準だと結構上限に近いか?
とりあえず添加剤を入れていきます。
●蝶ネジを下ろし缶に穴を開け、また一番上まで上げます。
これで添加剤が車に入っていきます。
※色々調べてみると、この後のやり方が人によって微妙に違うのですが、自分は
・缶が冷えてくるので手袋&温かいタオルで巻く
・缶は逆さにしたり振ったりしないでそのまま。たまにちょっと左右に揺するぐらい。
これで缶の中身が気化して車に入っていきます。
6
数分間で中身がなくなって缶の温度も冷たくなくなります。
ある程度落ち着くまでエンジンはかけたままにしました。
圧力ゲージは「36psi」かな。
MPaに換算すると「約0.25MPa」。
※ネットで調べた情報のまとめ
◎圧力の単位
以前は「kgf/cm2」が使われていたようですが、今は「MPa」が使われているらしい。
[換算]
1kgf/cm2 ≒ 0.1MPa(0.098MPa) ≒ 14.2psi(14.219…)
◎基準値
[低圧側]
0.15~0.25MPa
≒ 1.5~2.5kgf・cm2
≒ 21.3~35.5psi
[高圧側]
1.37~1.57MPa
≒ 14~16kgf・cm2
<条件>
・外気温 30度
・エンジン 暖気後・回転数1500rpm
・設定温度は最低、風量は最大
・内気循環
・ドア全開
※自分が買ったホースのゲージでは「25~45psi」が「適量」となっています。
正直、どの情報が正しいのかは自分にはわかりませんでしたが、そこはDIYの宿命ともいえます。
7
●ホースを取り外す時はエンジンを止めてから。
注入後の効果は・・・・わかりません(^_^;)
少しは負荷が小さくなっているんじゃないかと。たぶん。
自分でやる人はほとんどいないと思いますが、一応まとめておきました。「●」をつけた部分が大事かなーって部分です。
もちろん自己責任の作業になります。
もし「パワーエアコン プラス」に興味があるなら、ジェー●スなどで商品と工賃込みで手頃な価格でやっているのを見かけたので、そういう店で作業を頼むのがオススメです。
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