先日アメリカから輸入したバイクの車検の予約を、連休明けに予約した。
この連休の間に車検整備を行う予定だ。
週明けと言う事で、昨日の金曜日に仮ナンバーを取得して来た。
連休明けだから文句あるめぇ・・・と、O森に嫌味でも言ってやろうかと思ったが、悔しい事に不在だった。
仮ナンバーを取得し、試走した結果スロー系の詰まりをの傾向が見られた。
それを改善すべく今日はキャブレターのオーバーホールを行った。
手を入れず車検を取ってからやるという手もあったが、やはり本日やって正解だったようだ。
ところがスロー系の経路は、詰まっているどころの話では無かった。
正直全く機能していなかったと思われる。
これで良くアイドリングしていたなぁ…と逆に関心してしまった(笑)
まずはキャブを取り外さねばならない。
ダウンドラフトタイプのキャブの為、キャブの上にはクリーナーが乗っている。
開けてびっくりUNIのハイフローのクリーナーが入っていた。
実は交換しようと思って、同じ物の新品を買ってあったのだ…
もっとも純正品は販売終了なので、唯一無二の選択だったのかも知れない。
それにしても、いくら湿式クリーナーとは言え、オイル付け過ぎだよアメリカの元オナー様、インマニがベトベトでしたよ。
エアクリボックスを取っ払い、キャブに取り掛かったが、とっ取れん(>_<)
微妙にフレームの幅より大きく上に抜けないのだ。
まるで知恵の輪状態で、なんとか横から取り出し成功。
やっとキャブ本体とご対面できたが、このキャブ正直あんまり触りたくない。
構造が複雑なのだ。
おまけにどうも前オーナーが一度開けた形跡があり、一部ネジ頭が潰れていたりしている。
早速作業に取り掛かるが、案の定ネジが固くて緩まない。
アメちゃんどんだけパワー掛けて締めたのよこれ(-_-メ)
あまり使いたいくは無いが、ショックドライバーの出番となった。
これ一台分じゃないです。
キャブ1個分の部品でこれだけ有るのだ。
お馴染VMキャブの3倍は有る。
おまけにメインジェットが2個も有ると言う、不思議なキャブレター。
エア経路図を見ても、さっぱり解らない。
しかし久々にキャブ弄って思ったのだが、裸眼でジェットの番数が見えない。
確実に目に衰えが来ている事を実感してしまった(T_T)
加速ポンプのダイアフラムも、案の定ラバーがヘロヘロになっている。
これも当然要交換。
あまりにもジェットの状態が芳しくないので、取りあえず今日はここまでにして一晩ジェットを付け置き洗いだ。
明日エア経路を圧縮空気で通して組み上げる予定だ。
これで完調になってくれれば良いのだが・・・
Posted at 2012/09/15 20:41:41 | |
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