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R32Mの愛車 [日産 スカイライン]

整備手帳

作業日:2014年9月14日

BOCSH汎用_O2センサー交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
O2センサーが壊れる前に交換します。
壊れるとフェイルセイフにより、燃料がリッチになり続けますので、燃費が悪化します。
以前にコンサルでチェックしてもらった時、若干反応が遅い感じだったこと、そして最近、吹かした時に若干黒煙が出るので、交換することにしました。

交換の注意点は、HCRとBNRでは素子が違う点です。
HCR32:ジルコニア素子
BNR32:チタニア素子
ジルコニア素子は排ガスと大気の酸素濃度差によって、電気が発生して検知し、チタニア素子は酸素濃度によって抵抗値が変化して検知します。つまり互換性がありません。
BNR33はジルコニアに戻っているという話もありますので(多分、時代的にコストダウンの可能性で)、よく確認する必要があります。

あとHCR32のO2センサーはヒーター付きです。
HCR32 純正O2センサー 22690-73L11
純正は高いので、BOCSH汎用O2センサーを
試すことにしました。

BOSCH
ボッシュ ユニバーサル O2センサー
15726 (LS5726)
並行輸入品 \5350

センサー部の形状が異なります。
写真:左=純正、右=BOSCH

ボッシュのO2センサーはもちろん新品ですが、焼きが入っているので、写真では新品に見えにくい。
あと新品ボッシュのセンサー部分には、プラスチックの保護カバーが付いていて、ネジ部分まで保護されています。またネジ部分には焼きつき固着防止用のグリスが最初から付いていました。

このセンサーの見た目は、ちょっと気になりましたが、取り付け後の検査では問題なく反応していました。
この値段ならば、数万キロで交換しても、大きな痛手にはなりません。
2
ボッシュのセンサーは汎用品なので、電線が長くカットする必要があります。
一発勝負なのでよく確認してカットします。

純正のコネクターから、端子を引き抜きます。
端子のロックを精密ドライバーのマイナスなどで解除しながら、コネクター端子を押し込むと、引きぬくことが出来ます。

こういうことが出来ない、わからない人は、単に電線をカットして、ボッシュの付属品の接続コネクターを使うと簡単に接続できます。

私は見た目がスマートでなくなるので、面倒くさいですがコネクターをばらして組み立て、保護被覆を被せることにします。
3
純正ピンアサインが分からなくならないように、コネクターに色を書いておきます。
コネクターを正面、ロックを上にして見て
1:赤1本ヒーター
2:白1本センサー
3:黒1本ヒーター
1と3は、もし逆挿ししても、ヒーターなので問題にはなりません。
4
整備要領書
真ん中が白線、センサー線です。
ヒーターは、センサーの温度が低すぎると、正常な反応が出ないため、温めています。
少し走行すれば関係ありませんが、エンジンかけたすぐ後では、温度が低く、正常に反応しないらしい。です。
5
ボッシュは、3芯:白2本/黒1本
白2本ヒーター
黒1本センサー
となっています。

接続方法は見ての通り。
電線の接続は、汎用ピンコネクター端子のメス側を、使って接続用の圧着端子として使用。通常の電線を電工ペンチで止めるところはカットし、パイプ状になった部分だけを使って、電線同士を接続、その後でハンダ付け。
接続部分が、ショートしないように、熱収縮チューブで、各々保護します。(電線ねもとの黒いチューブが熱収縮チューブ)

ハンダするなら、圧着端子要らなくね?と思うところですが、O2センサ0-はエキマニのところにあるので、ハンダが溶融する温度近くになっても不思議ではないため、圧着端子でつなげています。

ならボッシュの付属部品で繋げればいいじゃん。とその通りですが、その場合だと、太くなるので、保護チューブに入らない、ボッシュの接続端子保護カバーを必要とする、見た目がスマートじゃない。です。

2番めと7番目の写真にある部品が、端子保護カバーです。
つまり、O2センサーから純正コネクターの間に、このカバーが存在することになり、いかにも後付部品になってしまいます。
まあ、普通は見えませんが。
6
保護の被覆をかぶせる時には、1本づつしか通りませんが、完全に1本づつでは、電線が硬くて通しにくいのです。

そこで、細い軟銅線を端子に括りつけ、3本を少しずつずらし、3連続的に通して、引き抜きます。
使う被覆は、純正の使い回しではなく、ボッシュの新品をカットして、丁度の長さにしたものです。
7
上手く被覆に通し、コネクターに端子をさして完成です。
保護被覆の長さも丁度です。全長は純正とほぼ同じ。

通常の手順では、この保護被覆のようにはならず、縦切れ込みをいれたり、短めにして、径の異なる被覆で2段にするなどの工夫が必要です。
純正は径の異なる被覆で2段にして、被覆がずれないように、タイラップ(インシュロック)で止めていました。
8
センサーの取り付け部分です。
写真上がエキマニ、写真右側がキャビン。
ターボの後、フロントパイプについています。
センサー六角部分:22mm
ネジ山径:17mm ピッチ:1.5

この後、ディーラーに行って、コンサルチェックしてもらいましたところ、正常に作動していました。
リッチ・リーンの反応切り替わりも良さそうです。
O2センサーの交換は成功です。


~~追伸~~
ちなみに、「www.hi-1000.com」というところで、この純正コネクターが買えるらしい。
もっと早く知っていれば、もっと簡単に接続できたのに。
せめてコネクターの中の端子部分だけでも手に入れば、圧着接続とかハンダとか、そんなこと全部不要です、直接コネクターに端子を差し替えるだけですから。

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