ワイパーアーム・ブレード塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
11年目でワイパーアームの塗装が弱くなってきており塗り直すことにしました。
使用スプレーは ホルツ つや消し
最難関ポイント)
アームの取り外し
注意ポイント)
取り外す前にマスキングテープで位置を記録する。
2
アームの取り外しに最も苦労しました。
ソケットレンチを使いましたが、ボルトがなかなか回らない。
対策はCRC556をボルトの中心、ネジ頭にじわじわと吹き付けて浸透させることです。
ボルトがなんとか抜けました。
しかし抜けない。
ここのポイントは「アームを抑えて根本から引き抜く」です。
ワイパーアームは高速走行でもガラスに密着させるために「へ」の字に抑えつけています。
ボルトが外れてもネジに対してアームが斜めになるためそのままでは垂直に持ち上がりません。
そこでアームを押さえつけてネジ部と水平になるとスポッと抜けます。
ここでもCRC556をネジに垂れない程度につけました。
3
注意点は引き抜く前にテープでマーキングしておくことです。
塗装作業に入ると吹きつけ、乾燥を繰り返すので時間が経ちます。左右のアームを取り付け時に間違わないように写真を撮っておきました。
ブレードに穴が開いている方が運転席側です。
4
抜けました。
ワイパーモーターの軸に枯れ葉が詰まっていたので取り除き、樹脂部分をアーマオール(樹脂保護剤)を塗ります。
ワイパーブレードが付いた状態でアームを抜きました。
ブレードを外して作業するとアームのバネでガラスを叩くこともあり得ます。ガラスの安全のためにもブレー・ゴムは付いたままで取り外した方がよいです。
今回はブレードの交換も後で行いますので、全部付いて状態でそのまま塗装工程に入ります。
5
ちなみにアームとモーター軸の様子です。
なかなか外れませんが、特にギミックはありません。アームを押さえつけて水平にするのがコツです。
ボルトで苦労し、ここで苦労してディーラーに降参しようかと思いましたが、ネットで調べてなんとか成功しました。
6
取り外したアームは脱脂が必要です。
シリコンリムーバーがよく使われますが、あらためて買うのももったいないので、台所洗剤”キュキュッと”を使って浴室でアームを洗いました。
よく乾燥させます。
次は下地処理です。ミッチャクロンを軽く両面に吹きます。
10分ほど乾燥させていよいよつや消し黒を吹きます。
このへんはプラモで鍛えているのでコツは心得ています。30cmほど離してスプレーをゆっくり動かしながら吹きます。1カ所に集中しないように、側面にも塗り漏れがないように意識しながら吹き付けます。
1巡したら乾燥です。あせりは禁物。
この間にワイパー下の樹脂パネルにアーマオールを塗り込んだり、錆びたネジにさび止めを塗ったりしつつ、また塗装工程に入ったりを繰り返します。
7
ある程度塗れて乾燥を確認したら、アームを裏返します。裏側にも吹き付けます。
乾燥したら表面にしてまた塗装、乾燥を繰り返します。
300ml容量を全部使い切りました。
ここで昼食休憩で乾燥に長めに時間をとります。
乾燥を確認したら取り付けです。
ブレードの位置をテープに合わせてアームをセットします。
ここでもアームを抑えないとバネで「へ」の字になっていますから、ネジに垂直になるようにして軽く押し込みます。ボルトをつけてソケットレンチで借り留めします。
チェック)
ここでエンジンをかけてワイパーを作動させ可動範囲の両端が適切な位置か確認します。
OKならソケットレンチで締め増しして、キャップを被せて終わりです。
塗りムラもなく綺麗に塗装できました。あとは塗料の耐久性に期待するばかりです。
8
アームを取り付けたあとで、ディーラーで購入しておいた「超撥水ワイパーリフィル」350mm , 575mm を取り付けます。
このときアームとブレードの間はまだ塗装が完全に乾いていません。ブレードをはずそうとしたら塗装が剥がれたので外さずにゴムだけ交換しました。
このワイパーリフィルの金属板には引っかかり部がないツルンとしたものです。
以前これでワイパー作動時にゴムがズルズル抜けかけてことがあるので、古い金属板)は捨てずに保管しておきます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク