車に関係なくてゴメンなさい。昨晩プリンタと格闘してました。
きっと同じ症状で困っている人がいると思うので、
プリンタの廃パッド交換DIYをUPさせていただきます!
(注意)独学により責任は負いかねます。
【分解に至るまでの経緯】
・廃インクパッド満了のLED点滅(動作不能に)
・エプソンにパッド交換を依頼 → 修理対応期限(生産より5年)を過ぎ断られる
・動作不能プリンタをパソコンでリセット → 復旧する
リセットの参考にさせていただいたサイト
http://ameblo.jp/2009natuu/entry-11676744639.html
http://blogs.yahoo.co.jp/etu410771/63921038.html
・廃パッドを自分で交換してみる(以下につづく)
【1】裏カバーを外す
プリンタの解体から。
画像5つのネジを外す。中央ネジのみ短いです。
【2】サイドカバーを外す
サイドはハメ込み。
画像の穴にマイナスドライバーを差し込んで、ドライバーを上方向にテコをかける。
もう一方の手でサイドカバーを外側方向に引っ張るとカバーが外せる。反対側も同様。
【3】メインカバー1
画像のネジ4本を外す。
【4】メインカバー2
画像の左右面のネジを外す。
カバーを持ち上げて外すさいは、赤丸のクリップを外側に引くとストッパーが解除される。
【5】メインカバー3
スイッチと本体をつなぐフラットケーブルを外しておく。引き抜くだけ。
【6】メインカバー4
メインカバーを真上方向に持ち上げるとカバーが外せる構造。
ただし、スイッチ側にコネクターが1本残るので上げ過ぎに注意。カバーを外しながらコネクターも抜く。
【7】本体機器の取り外し1
画像のネジ3本を外す。
【8】本体機器の取り外し2
画像のネジ3本を外す。
【9】本体機器の取り外し3
CDプリントトレイも邪魔なので外しておく。
【10】本体機器の取り外し4
チューブ2本を抜く。抜いた後は、先端4か所をテープなどで塞ぐ。チューブ内の廃インクは空気に触れると硬化するため、チューブが詰まらない配慮である。
【11】本体機器の取り外し5
2本チューブのノズル(白い樹脂)を外側に向けながら、本体を持ち上げると底トレイ(底カバー)から分離できる。
【12】廃インクパッドとご対面
パッドは3区画に分かれており、左から6層・4層・1層から成っていた。パッド1枚あたりの厚みは約1cm。オイルでも含んであるのか、汚れのない部分でも湿っぽい。
まだパッド使えたじゃんと思ったが、見た目以上にインクを含んでいた。ちょっと押すだけでインクがしみ出る状態。
【13】パッド形状(左)
【14】パッド形状(中央)
【15】代替えパッド
手軽なところでホームセンターで購入した廃オイル処理箱。これをパッド代わりに。
だがフタを開けてびっくり、ほとんどワタ~ 使えるのかコレ(・_・;)
【16】パッド作成
ここまでキタら後戻りはできません。これでイキます。
フワフワ伸縮自在パッドのため、測量なしでハサミでカット。既存パッドと照らしながら適当に。
【17】パッド設置
既存と同じように並べて完成。
最上部はフワフワも困るので、あまり汚れてないこともあり既存パッドで押さえつけました。
以上で目的の廃パッド交換が完了!
【18】排出スポンジ掃除1
こちら、レール左にあるインクを吐き捨てるポイントです。
突っついてみると、約2mm厚のスポンジであることが判明。その下には薄いシート。
裏から覗きこむと、吸引チューブもなく垂れ流しでした。しかも廃インクが固着して流れが悪い模様。
【19】排出スポンジ掃除2
シートは上から引っ張ると外せました。が、一部切れてしまった…
新品なら浸透性が優れていると思いますが、これはヒドイ。
ダメ元で水洗いしたところ、けっこう落ちた( *´艸`)
【20】排出スポンジ掃除3
スポンジも水洗い。完璧ってほど落ちた。
常時露出する位置なので、スポンジだけならいつでもお掃除できますね!!
【21】吸引スポンジ清掃1
電源なくてヘッド動くのかと思いましたが、画像の歯車を指で回したらヘッドが自由になりました。
【22】吸引スポンジ清掃2
スポンジ外したいけど… パキって折れたら怖いので止めました。
清掃終了後は、歯車を元の位置に。ヘッドにロックをかけた状態に。
プリンタの組み立ては逆手順です。以上でおしまい。
テスト印刷も良好、歯車のズレや不良音もなく作動しました。
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【2017年 2度目の分解】
上の画像のヘッド吸引スポンジを取り外して水洗い清掃しました。けっこう綺麗になり、吸引力もUP。バネのフックとチューブを外すと簡単に外れたと思います。
廃パッドもまだ使えそうなのでそのまま。
清掃面では問題ないのですが、給紙ローラーが摩耗して給紙エラーが頻繁に。部品が販売されていないか検索しましたが見当たりませんでした。
給紙ローラー(大)とピンチローラー(小)のゴム表面に、「ゴム製のシューグ(靴修理)」や「硬化シリコン」を塗って実験しましたが、印刷していくうちにボロボロになります。大失敗です。
ヤスリで表面を削る荒業もありますが、この処置は避けています。古い機種なのでゴムを削っても新鮮な素地が現れないため。
給紙ローラー(大)のゴムベルトは回転体から位置をずらせますので、摩耗していない面をこまめに移動して印刷しています。
Posted at 2014/09/09 22:02:05 | |
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