WRCとF1、FIAの世界選手権である。
どっちが好きかというとWRC。サーキットを周回するのを見ているのは眠くなる。
WRCは一台ずつの走行で、ドライバー、マシン毎に走り方が異なるのにタイムはほぼ同じ・・・。
だからWRCが好きなのである。(他にも魅力はいっぱいだけど)
1989年からはまってきたWRCだがここ、3年ほどはろくに見てない。
ESPNで放送してたが、見なくなった。
何故って、つまらないから。シトロエンのローブが独走し、今年で5連覇?だったか・・・。
ライバル不在でかつてのセナ・プロスト、シューのいたフェラーリの頃のよう。
ライバルであるはずのソルベルグはインプレッサが大不振に陥り、挙句撤退。
フォードもグロンホルムが引退し、ミッコではまだ役不足。
ワークスもフォード、シトロエンだけで台数、車種的にもさびしい。
90年代初頭は、ランチア、トヨタ、フォード、三菱、スバル、日産(パルサーは駄馬だったが)と盛大だったんだけどね。
ドライバーもC.サインツ、J.カンクネン、D.オリオール、A.ヴァタネン、K..エリクソン、
C.マクレー、F.デルクール、J.パニッツィとか・・・豪華な顔ぶれでした。
これが今ではローブ、ヒルボネン、ラトバラ、・・・
ドライビングスタイルもものすごい変貌した。
以前は、コーナリングはサイドウェー(WRCではドリフトをこう呼ぶ)!!!!!!!!!
特にマクレーなんか完全に横むいている!そして転倒!また走り出す。転倒。壊れても走る!
カンクネンも89年1000湖か、コーナー間の短いストレートは横むいたまま通過し、そのまま
フェイントモーションにして次をクリア・・・すげ・・・。
FFキットカー名手、パニッツィのデフをガリガリ言わせながらのFドリ、独楽のようにクイックなコーナリング。
それが今ではベタベタのグリップ走行。見た目の迫力は無いね。
まあレギュレーションも違うし、タイヤを労わりつつも判るが派手さが無いのもね。
そんなこんなで、興味を失いつつあるWRC。
そこへ面白そうな情報が。
F1王者のキミ・ライコネンがレギュラーで参戦する。F1の政治的すぎる世界に辟易したのか、移籍騒動が
あった後、シトロエン・ジュニアチームへ加入を発表。
現役F1ドライバーで王者、スポットでなくフル参戦(1戦は除くが)するなんて、
これは面白そうじゃない?
あっちでは顎のミシューが復帰するらしい。
どうでもいいがチームメイトが可愛そうだ。