目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
アテンザの足回り交換でさわるボルト類を紹介。
画像は全て助手席側のモノで説明してます。
運転席側は勝手違いです。
まずは、フロントストラットタワー部。
青矢印の3個のナット(通常二面幅14のナット、以下ナットボルトの二面幅は単に数値だけ表示)だけで、フロントサスペンション(ダンパー&バネ)は取り付けられてます。
青矢印の3つは、緩めるだけにしておきます。
ダンパーからバネを外す場合は、画像の状態で黄色矢印の14ナットをちょっとだけ緩めておきましょう。
結構硬いので、潤滑剤を吹いてインパクトを使うのが楽です。
が、決してこの状態でナットを外してしまわないようにしましょう。
2
ダンパー下部は画像の3ヶ所のボルトナットだけです。
①~③は外す順番。
①=ブレーキホースの取付ボルト:12
②=スタビリンクアッパーナット:14(センターは5mmヘキサゴン)
③=ダンパーフォーク取付ボルト:14
これらは、躊躇せず外してしまいましょうw
3
フロントの山場、ダンパーフォークとロアアームの締結部。
この画像は、車両後方から見たもの。
矢印のナット:17
このナットにメガネレンチを掛けましょう。
4
この画像は、3の画像を車両前方から見たもの。
矢印のボルト:17
こちら側には、防振(のためのモノのはず)ゴムが入ってるので、ソケットでないと回せません。
さぁ、このボルトが抜ければ、後は簡単。
ダンパーの下端から、ダンパーフォークを抜いて、ダンパーを手で支えながら、1の画像のアッパーマウントのナットを緩めます。
ナットが外れたら、ダンパーをごそっと斜め下方に抜けばよろしい。
5
さて、続いてリアです。
バネだけの交換なら、この画像の紅い矢印のボルトだけでokです。
まず、①のスタビリンクロアボルト:14を抜きます。
その状態で、紅い楕円部分にジャッキをかまして、1Gがかかる状態までジャッキアップ。
その後、②のロアアームとナックルを締結するボルト:17を抜けばok。
ジャッキアップしてからでないと、②のボルトはなかなか抜けません。ムリに抜くとボルトを痛めるので、必ずジャッキアップしましょう。
ボルトが抜けたら、ジャッキをゆっくり下げれば、バネが外せます。
バネの装着は、上記の逆でよいのですが、①のスタビリンクのボルトを先に入れた方が楽です。
当然、ロアアームはジャッキアップしながらです。
ダンパーを交換する場合は、青い矢印のボルト:17(頭は車両前方側)を緩めるのですが、下記のダンパーブラケットを緩めてから、ロア側のボルトを緩める方が楽です。
6
ダンパーブラケットの図です。
①~③:ブラケット締結ボルト14
①、②は、フレックスタイプの250mmロングエクステンションを用いれば、車両下部から作業出来ます。
②は、結構掛かりが浅くなるので注意しましょう。
③だけは、オフセットメガネレンチを使ってタイヤハウス側からアクセスします。
硬いので、インパクトを与えると良いでしょう。
一度緩んでしまえば手で回せます。
ブラケットのボルト3つが緩んでしまえば、赤丸部の爪を切っておきましょう。
後でブラケットを車外に引っ張り出すときにジャマになります。切り取っても何の支障もないので思い切りよく切りましょう!(爆)
④のボルトナット:17は、ブラケットが車外に出てから、緩めます。緩める前にブラケットにショックの角度をマーキングしておきます。
④はブラケットにブッシュを介して締結されてるので緩めにくいですが、がんばってw
7
画像のボルトは、5の画像の③の車両前方から見たものです。
6の①~③を緩めた後に、このボルトを抜きます。
抜いた後は、知恵の輪です。
ブラケットはムリにこねくり回さなくても抜き出せる位置があります。
落ち着いて作業しましょう!
ブラケットが車外に出れば、6の画像の④のボルトを外して、ダンパーを交換です。
交換後は、先にブラケットにマーキングした位置に合わせ、ダンパーとブラケットの角度を調整した後に締め込みます。
あとは、今までと逆の手順です。
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