エンジンチェックランプ点灯!(NOxセンサー異常)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
8月、東北道を走行中、エンジンチェックランプが点灯。暑い日でした。C200のディスプレイで外気温度は38℃でした。
今まで乗ってきた国産車では経験した事の無い警報で、最初は何が起こったのか分からず、取り敢えず、直近のPAに入り、エンジンを切って、マニュアルを確認。
結局原因は分からず、再度エンジンをスタートした所、今度はチェックランプは点かなかったので、気にしながら走行しましたが、結局エンジンチェックランプは点かなかったので、暫く様子見。
その後、今に至るまで、エンジンチェックランプは1度も点灯していません。
2
12ヶ月点検のため12月6日にヤナセに入庫。ちなみに、代車は無し。お客が多くて代車が無いとの事。へぇ、この状況でもヤナセは儲かってるんだなぁ。走ってるとやたらベンツが多いしね。
御担当者に、8月、エンジンチェックランプが一旦は点いたものの、その後は点灯していない旨伝えました。
3
その後、御担当から電話があり、NOxセンサーのエラーが記録されており、交換すると10万円程かかるとの由。
噂には聞いていましたが、キター!まさか自分のクルマが・・・ しばし頭が真っ白。
4
現時点ではエラーは出ておらず、正常に作動している、と言う事で、NOxセンサーの交換はせず、様子を見るという事に。
ブレーキオイルのみ、前回交換から2年経過ということで、交換して貰う事にしました。
他にも交換提案がありましたが、自分でできる範囲のものなので、パス。
5
今日、12月12日、受け取りにヤナセに行ってきました。
NOxセンサーについては、あの後、ネットでも種々調べてみましたが、御担当のKさんにも色々教えて頂けました。
結果から言いますと、取り敢えず今回はセンサー交換は不要との事で、まずは胸をなで下ろしました。
6
W205/C200にお乗りの方々に参考まで、以下に、御担当のKさんのお話を記しておきます(順不同)。
お話を聞いて、ホッとしたと共に、理屈は通っているように思い、納得した次第です。
7
・センサーの故障というより、排ガス中のススの付着により、センサーが応答しなくなる事がある。
・NOxセンサーのデーターは、エンジン制御に使われており、センサーが応答しなくなると、エンジン制御がうまくできなくなる(排ガスに影響する)。
・本国ドイツは環境規制が厳しいため、センサーの異常に敏感にエラーを出しやすい傾向にある。
・或る程度エンジンを吹かさないと、排ガスの流量が少なく、ススが付着しやすくなる(ススが飛ばされにくい)。
・ススが飛びやすくなるよう、高速道で、スピードを上げて走行してやるのも効果的。
・インターの本線に合流する所で、エンジンを吹かして加速して入ったり、追い越し時に加速してやるのもススを飛ばすには役に立つ。
・速度を出さず、低いギアでエンジン回転数だけ上げるても、ススを飛ばす効果は薄い。スピードを出して、空気の流入量及び排ガスの流量を上げてやらないとススを飛ばす効果は低い。
・センサーの調子が悪く、チェックランプが点灯した方で、高速道で速度を上げて走行したところ、警告が出なくなったと言う方も居る。
・逆に、毎日10分~20分くらいの短時間しか一般道を走っていなかった方で、半年でセンサーがダメになった例もある。
・純正の添加剤を入れてやるのも効果的(今回の点検で添加剤も提案頂きましたが、取り敢えずパス。自分でも入れる事はできるので、ネットで安い所を探しているところです。添加剤の効果は、燃費を良くするとかいうよりは、ススが出にくくする、という事でもあるんですね)。
・現在は、NOxセンサーの異常は出て居らず、正常に作動しており、今の所交換しなくても良い。
・今後も、エンジンチェックランプが又点灯しなければ、NOxセンサーを交換する必要は無い。
・夏場の気温の高さが原因でセンサーが誤動作する事は無い。何らかの原因でススが付着し、センサーが応答しなくなったのが原因と考えられる。
・ドイツのようには高速走行しにくく、従ってススが付着し易い日本の道路事情もあって起こっている問題で、センサー自体の欠陥とは捕らえて居らず、今の所リコールの対象とは考えていない。
・C200 AVGの場合は、NOxセンサーは1個のはず。V6やV8エンジンの場合、排気管が2本あり、各々にNOxセンサーがついている。ディーゼルの場合、排気管にフィルターがあり、その前後で、NOxの濃度差を計測しているので、排気管が1本でもNOxセンサーは2個ついている。
8
ディーラーさんについては、色々あまり宜しくない話しも散見され、どのように「釈明」されるかと思っていましたが、私が御願いしているディーラーのKさんからは、技術的にはまずまず納得のいく説明が得られたと思っています。Kさん、有り難うございました!
ま、いきなりの10万円の出費が取り敢えずは不要という事で安心したのが大きいですけどね。
さてさて、これからどうなります事やら。
周囲に気をつけながら、適宜、高速で時折エンジンを吹かして、「スス」を飛ばすようにしてみようと思ってます。
添加剤も探さないと。
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