メルセデス・ベンツはどうか？

急にクルマを変えることを決めたわけではなく、しばらく前からちょいちょいディーラーで見せてもらってました。
そもそも何で変えようかと思ったかというと、安全装備が気になりだしたからです。目も弱り、きっと反射も弱っている。うちのゴルフはそういう装備が付いていない、最後の世代なんです。走る、曲がる、停まるというクルマの3原則的には、今でも一級の性能を持っていると思っているのですが、いかんせん安全装備は後付けもできない。
そういう不安が根底にあっての、乗り換え検討でした。

悩んだ期間は1年以上、時系列で書くとダラダラしちゃうんで、ブランドごとにまとめました。

【メルセデス編】
一番最初に気になったのが、先代Eクラス。
顔は現行型と似ているし、あまり古い感じもしない。認定中古車で内装を見せてもらったら、直線基調ですごくシック、良いもの感が出てます。何よりも自分の好みにピッタリでした。
また高年式ですと、安全装備も

250クラスで考えても、ガソリン、ディーゼル、セダン、ワゴンとあり、自分的にはディーゼルのワゴンがいいと思ったのですが、ウチはタワーパーキング。寸法のほか重量制限もあります。セダン＜ワゴン、ガソリン＜ディーゼルと、重量差があります。
ウチのパーキングに入るのは、結局ガソリンのセダンだけでした。残念。
また、ウダウダしているうちに、どんどん高年式、低走行のタマが減るのは目に見えているのと、やはりタワーパーキングのパレットに入れても、ほとんどパンパンで余寸がないことが気になったので、結局やめにしました。

新車だとCLAシューティングブレークを試乗しました。2リッターターボの四駆の250というグレードです。
これは驚くほど運転感がゴルフGTIに似ていると思いました。剛性感や駆動系の滑らかな感じ、加速感など。大きく異なるのが閉塞感でした。完全にクーペワゴンでしたから、2名乗車もしくは後ろに小さなお子さんであれば選択肢になると思いましたが、ウチみたいに息子2人、しかも大きいとなるとちょっと無理かな、と。
変速時にウェイストゲートが鳴くところなど、GTIそっくりです。大きなキャビンを必要としなければ、本当に良いクルマでした。

もう一つがCクラス。
やはりメルセデスだと、世界最高の安全装備が気になります。僕の住んでいる街にあるメルセデス販売店はヤナセ系列なのですが、ここの営業の方も自信を持ってオススメしていました。
このヤナセ、接客が一流です。身なりで人を判断しません。ですので買うならここから買いたいなぁと思っていました。現行型からはアジリティと、かなり俊敏性に振ったセッティングのようでとても気になっていました。ちょうどローレウスエディションも追加され、豊富な装備が比較的お手軽な価格にもなってきましたし、試乗車落ちの新古車も結構ありそう。
でも、何でしょうか、まだクルマ負けしそうな感じがして、今一歩を踏み込めませんでしたが、最後まで悩んだ「もう一台」でした。

つづく