STI フレキシブルタワーバー  

コアなスバリストにはすっかりお馴染みとなった感のある定番パーツ、STIのフレキシブルタワーバーです。
この車に乗り始める前からその存在を知ってはいたし、ずっと気になっていたパーツ。3年経過の車検のついでに発注して（でも納入が車検整備に間に合わなかったので）自分で取り付けました。

以下、2週間ほど一般道を「普通に」走ったレビューでもしてみます。※あくまで個人の感想です

取り付けて走り出してからまず最初に感じたのは、明らかにステアリングの遊びが少なくなりました。その結果、操作に対する反応が多少早くなった感じがします。
よく『ハンドルが重くなった』というようなレビューを見掛けますが自分には操舵力そのものは特に変化した感じがしないので、もしかしたら遊びが少なくなったことでそう感じる人がいるのかもしれない・・・のかな？
コーナリング中のロールは少なくなった感じがします。ただし実際に少なくなったのかは不明で、操作に対する反応が早くなったぶんだけロールが遅れて来るようになったせいでそう感じるだけなのかもしれません。
直進時の安定性は向上したように感じます。
路面のギャップやうねり、コーナリング中の段差を通過したときなどに発生するキックバックも少なくなったように感じます。
プロのラリードライバーは『ブレーキングのタッチが確実に良くなった』とレビューしています。その理屈は何となく分かりますが、今のところそういった実感はありませんしこの先もきっと分からないと思います。
乗り心地（快適性）は特に変化は無いように感じます。

総評としては、ハンドリング性能が質感も含めてアップしたように感じます。
そしてそのアップした性能は決して特別なものではなく、元々クセが少なくて普通に走るXVが、フレキシブルタワーバーを装着することでその普通さが更にアップした・・・といった感じでしょうか。
乗り心地が悪くなるといったようなネガはありませんし、のんびり走る人にもお勧めできるパーツです。

関連情報URL：http://www.sti.jp/parts/towerbar/index.html