突然、海が見たくなった。
ただそれだけでロードスターを走らせた。
つうか、ロードスターに乗りたかっただけだが。
しかし、いつも思い立つのは夕方。
今までだって計画的に出掛けることはほとんどない。
お腹が空いたからご飯を食べる。
眠くなったから寝る。
それらと同じ感覚なんだろうな。
車に乗りたいから車に乗る。
そんな感じだ。
と、言うことで久し振りに双海シーサイド公園へ。
その後、ず~っと走らせて、
ちょっと気になってたカフェへ。
外観は古い校舎を改装したようで、
店内はやけに明るく、やけにただっ広い。
しかし、客は誰一人いなかった。
真新しいシンプルで同じような椅子と
テーブルが店内にいっぱい並べられてある。
しかし、それ以外何もない。
シンプルさを売りにしてるのだろうけど、
こういうのをお洒落だと言うのかもしれないけど、
なんだろ、なにか魅力を感じない。
最近のシンプルさや素朴さを売りにしたカフェには、
その店なりのこだわりや愛が感じられるものだが、
そこには残念ながら、それが感じられなかった。
それは来る客も、もてなされていない感じがした。
しばらく、何処に座ろうか店内をウロウロしたが、
椅子フェチの私としては座りたい椅子ではなく、
長く居座りたい場所とも思えず迷った。
が、あいにく店の人も注文を取りにこなかったので、
用事を思い出したと言って店を出ることにした。
やはり、店にも客にも愛を感じない所は居辛いものだ。
なので珍しくカフェの写真は1枚も撮らなかったが、
駐車場に置いたロードスターと、
廃墟化されたような民家が良い感じだったので、
思わず写真を1枚だけ撮った。
むしろ、何も手を付けていないその民家の方が
魅力を感じてしまったのは私だけだろうか。
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Posted at
2013/05/19 08:41:24