13万4323キロ テールゲートの水漏れ修理 その4
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
>>> その3からの続きです。
申し遅れましたが、こちらが新しいワイパーブッシュです。ブッシュといっても、ガラスと車体とモーターの軸をつなぐ部品です。
部品番号はTD11-67-407Aで、アテンザはもちろん、アクセラやCX-9そしてCX-5などに幅広く使われています。
値段は約1350円(消費税20%込)ほどでした。
耐久性はそれほど期待できません。CX-5などの掲示板では早い車だと5年でだめになるらしいです。
ゴムのため車の保管環境や使用環境などによって変わってくると思いますが、定期点検項目に追加です。
またこれらの車種にお乗りの方は、外からでも確認できますので、リアワイパーの根元のこの部分の目視点検をすると良いかと思います。
2
このブッシュのはめ込みはテールゲートの一部に、かます形で装着するため、内側から外へ押し出すように取り付けます。
ただでさえ、防錆がなってない車のため、錆を防ぐのと装着を容易にするため、リチュームグリスを穴の周辺に吹き付けました。
3
いよいよワイパーモーターの取り付けをするわけですが、今回のブッシュが引きちぎれた原因は、ブッシュに劣化が生じ、少量の水がだんだん軸を錆びさせ、錆とブッシュの一部が合体に成功。しかしワイパーの作動により、そのコラボも虚しく引きちぎれて、一部がもげてしまったと推測されます。
仮組段階で、ブッシュとワイパーモーターの軸はかなりガブガブで防水はワイパーアームの締め付け部のみに頼っている設計のため、いつかまた何らかの理由で水が侵入するのを防ぐのと、再びブッシュと軸が合体するのをふせぐために、ゴムを侵さないシリコン・グリスをたっぷり塗布しました。
4
モーターが装着されるとこんな感じになります。
同じ系列のフォードはこのブッシュの部分が出べそ状態になるようになっており、水が溜まらないような設計ですが、マツダはこのガラスとブッシュの間に水が溜まるようになるため、ブッシュが劣化すると凍結などで亀裂に進展する可能性が考えられます。
5
そして、いつものお決まり、アームを装着する前に、ネジと根元の部分に固着防止のため銅グリスを塗布します。
6
ナットを締め付け、ワイパーの作動確認をします。
7
そして最後にカバーを取り付け作業完了となります。
8
おまけですが、これが今回使った内装はがしのための工具です。昔はこんなのがなくても、大丈夫だったのですが、だんだんネジを使わない傾向がつよくなった最近の車においては、この工具はほぼ必需品といえます。
価格もそれほどしませんので、持っていて損はないと思います。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( 水漏れ の関連コンテンツ )
関連リンク