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Avensistの愛車 [トヨタ アベンシス]

整備手帳

作業日:2016年11月11日

37万1100キロ ギアオイル交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
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 走行は37万1100キロ、今回はギアオイル交換のお話です。

 前回のギアオイル交換から2万4700キロほど走り、ギアの入りがかなり悪くなり、1速と2速はダブルクラッチをしないとスムーズに入らないようになりました。(若い方、申し訳ございません、ダブルクラッチについて不明な場合はグーグルしてみてください)

 走行距離からしてシンクロの摩耗という見方もありますが、私の使い方で、この車は常にギアオイル交換後、2万キロ経過前後でギアの入りが悪くなる傾向があります。ギアオイルを交換すると解決することから、シンクロの摩耗よりギアオイルの劣化が原因と判断しております。

 メーカーは4万キロ交換を指定していますが、どうしても2万キロ前後で入りが悪くなるのです。車の性能を最大限引き出す運転はしておりますが、決して乱暴に扱っているわけではありません。

 例えば、信号などで停止寸前に青になった時などはダブルクラッチで変速しシンクロに頼らず、ギアの負担を軽減するようにしておりますし、シフトダウン時も回転を合わせてクラッチをつなぐなどしております。

 そんなわけで、オーバーホールなしで37万キロを超えた現在もこのトランスミッションは現役なんですが、今回も恒例のギアオイル交換がやってきたわけです。

 とか、言ったものの実は仕事が忙しくて、ずるずる今回の走行距離まで走ってしまってて、ようやく本日交換なのです。
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ギアオイルも色々試してみました。一番高価なものはValvolineの100%化学合成油でしたが、それでもやはり2万5000キロが限界で、その辺りから入りが悪くなりました。

 バンのように荷物を結構積んで、高速を走るというのが劣化の原因ではないかと分析おります。

 そして、交換時に使うオイルですが部分合成の75W90のGL5規格のものです。こちらは価格も手頃で部品商が常に在庫しているので、何年もこれを使っております。

 ただ、容器の形状が変更され、以前は容器から出てくるチューブみたいなものを直接、注入穴に入れてオイルを補充できたのですが、それがし辛くなり、時間もかかるようになり、なんとかならないかなあと思っていました。
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そんなある日、思いついたのが安価なエンジンオイル交換用のポンプの流用です。これは本来、エンジンオイルをドレンからではなく、レベルゲージから吸い出して交換するというもので、これをギアオイルの交換に使うことを思いつきました。

 写真の中央の赤い個体がそれで、電源はバッテリーに直接接続するだけ、そして本来レベルゲージの穴に入れるホースをギアオイルの容器の中へ、反対側のホースを注入穴へ入れてスイッチを入れるだけで、エンジンオイルより固いギアオイルですが問題なく楽に注入が完了しました。

 交換後はまたスムーズなギアの入りが復帰しました。40万キロに到達前に一度また交換することになりそうですが...。

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この記事へのコメント

2018年10月15日 14:28
私もそのポンプによく似たスタンレー(日本製)を30年に渡って愛用しています。エンジンオイル交換用のものですが、私はもっぱら、ギアオイルやATFの交換に利用しています。長い年月を経て、ホース類が硬化してきていますが、特に問題なく使えています。身内や仲間の車を合計すると、面倒を見ている車が十数台ありますが、直近で使ったのは、カルディナのトランスファーオイルとデフオイルの交換にでした。19歳14万kmになるカルディナですが、まだ当面は維持していこうという気持ちもあってのことでした。
コメントへの返答
2018年10月15日 16:25
 ちょうど、こちらも2日ほど前、再びギアオイルの交換を行いましたが、これは便利ですよね。注射器の大きいものみたいなのや、手動ポンプなど、かれこれ色々なものを過去に試しましたが、これが最適なような気がします。

 30年ほど前、しかも日本製となると当初結構な値段だったのではないでしょうか?最近は中国のお陰でこのような製品の価格が下がってまいりましたが品質や耐久性はそれなりです。私のこのポンプも、本日の為替で約1900円というレベルですので、何度か使ったら壊れるだろうなあという想定はしております。

 14万キロでしたらまだまだいけますね。お互いにがんばりましょう。
2018年10月17日 16:46
またギアオイルの交換にポンプを利用されたとのこと、確かに便利ですね。私はこのポンプとは別に、タイヤに空気を入れるためのポンプ(日立製)も一緒に買い、2万円を出して、お釣りは僅かだった記憶です。

当時はバブルがはじける前のことで、物価は今と余り変わらなかった時代ですが、その後、安い輸入品が入るようになって、この種の製品は何分の1かの安いものが主流になってしまいました。でも、造りが粗雑で、耐久性に欠けていると私は思います。日立製の空気ポンプが2年前に劣化して、買い替えましたが、中国製しか入手できず、それが2年を経ずして、駄目になりました。高くても、日本製が如何に良かったかを実感している次第です。

輸入車用の部品を私は時々買いますが、最近は、生産国が低賃金な国にシフトしたせいか、純正品ですら、問題のあることがあり、偽物かと思いたくなるのですが、購入先が正規代理店だったり、日本にオフィスを構える大メーカーなので、偽物ではないはずです。偽物に至っては、全く使えないこともあり、要注意ですね。
コメントへの返答
2018年10月17日 17:38
 全く同感です!本当に最近は低価格に全てが移行し、品質の高いものの入手が困難になりましたよね。工具にしても日本メーカーのものを購入しても日本製ではなかったりすることが多いです。車もそうですが、安く作って、安く売って、ある程度したら買い替えてもらうという文化が定着しつつある現状を残念に思います。ベンツなどの一部は、エンジンオイルのドレーンボルトがプラスチック製のものもありまさにこれが良い例です。

 私の車仲間との間でも工具なども含めてなるべく古いものをオークションなどで中古で購入し長く使う方法をとっております。

 輸入車に関しては、純正品の品質が怪しいものが多いですよね。実はうちのアベンシスの後方ブレーキピンの記事もそんな一例だったような気がします。このようなケースでは社外製が良いということになります。

 こちらのトヨタもディーラーからの人の遠ざかりを避けるため、近年安価な部品を使うオプティフィットというサービスをディーラーで行うようになりました。これは欧州の安めの部品(主に消耗品)を今までの純正規格と同等と謳い装着し安く上げるというものです。たとえばブレーキパットは元々の純正指定のものとオプティフィットのものの2種類が用意されており、後者は本来バッドの中央カットと側面カットがされていないというもので、一応トヨタ純正の箱に入っておりますが、装着する気にはなれません。このケースの場合、むしろ社外品の日本製を購入した方が良いということになります。

 3Dプリンターの普及でこの買い替え文化はますます加速すると思われます。

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 物心ついた時から車が大好きで、1991年以来、イギリスに在住です。  仕事は主に自動車関連の書籍(整備書・取扱説明書など)の翻訳やコンサルタント業務をし...
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