フォークインナー交換

現状車で購入して、家に持ち帰って整備をしてみると、屋外で、サイドスタンドかけたまま大分長期に寝かせていた様子。雨が溜まりやすい左側が錆が多い感じでした。そんな車両なので、フォークインナーの点錆が多数発生しています。慣らしたり磨いたりしてフォークシール交換しても、フォークオイルが漏れてきます。そこでインナーチューブ交換を決意。もちろん中古で。
しかし、オークションでも250trのフォークは高い。ネットを調べていたら、ZZR250のインナーが使えるとの情報があり、実行しました。
並べてみると色が違うだけ♪

同じ写真の拡大ですが、サビの様子はこんな感じ。サビで盛り上がったメッキ部を落としても、ダメですよね。。。
ZZR250のインナーの互換性ですが、ネットの情報通り問題なく使えました！ありがとうございます。
参考にしたネットの情報では、ボトムケースもつかえるのでは？という事でしたが、実行はされていませんでした。この投稿は、頂いた情報のお礼でボトムケースの情報を掲載します。
結論から言うと、ボトムケースの互換性は×です。
組み替えてみての相違点は。1)ブレーキキャリパのオフセット量が微妙に違う？、2)キャリパボルト穴の座の形状が違う。3)フェンダーステーの位置が10mm低い、4)メーターガイドの取り付け穴にネジ切っていない。ぐらいかな？
1と2は、ZZR250のブレーキキャリパ周りと変えたら解決かもしれません。しかし、ホイールがスポークとキャストで違うのでホイールごと交換しないとダメかな？モタード仕様になるな^_^
3はノーマルのアップフェンダーのままなら問題ないでしょう。

作業ですが、普通の作業を淡々とやるのみです。2セット分解するのが面倒ですね。しかし、お約束のボトムケースのボルトを舐めましたorz
4本あるうちラスト1本で。
右が舐めたボルト、真ん中が新品。左は弛んだけど少し舐めてるもの。

ネットで調べて、ハードに固着していると、ネジタイプのエキストラクタは折れるとあったので、Amazonで見たポンチみたいな叩き込むタイプを選択。ネジの頭にやや小さな穴を開けて、叩き込む。サイズは一番大きいのを選択。
緩めようと思ったら、うちのタップハンドルでは、頭が抑えられなかった…しっかり食い込んでるけど、バイスグリップで掴んで回すのでは、余計な方向に力が入るので、抜けてしまう。
下穴を深く掘り直しているところで、、、六角叩き込んだら回せるんじゃ？で試したら回りました。
一度分解したはずなのに、なぜこんなに回らなかったのかな…

ZZR250フォークとのその他の違いですが、バネが不等ピッチで巻き数も多そう。バネは同じ長さでした。上のカラーも同じ長さでした。品番も一緒では？
バネの上のカラーとの間に250trはただのワッシャですが、ZZR250はバネの内径にハマるカラー状のもの。ダンパーの部分は見た目は一緒ですが、きっと違うんだろうな。

以上、インナーチューブ交換でした。