リアデフオイル交換

先日、作業を開始したものの、RTVガッツリでカバー剥がしに苦労しそうなので、中止したデフオイル交換。

シャフトが短くスッポ抜けてしまうオイルパンシールカッターの改良と、LENOXユーティリティーナイフを注文して準備完了。

結果、刃先研磨と持ち手取り付けにより使い勝手が向上したオイルパンシールカッターが役に立ち、シール切断は無事終了。

9mmシャフトと持ち手を取り付けた結果、打撃作業がスムーズになった事と、ツボサンで刃先を鋭利に研磨し切れ味が向上した事で、シールを順調に切り進むようになった。

作業後、本体にブレードを固定している皿ボルト2本の緩みを発見したため、ネジロック剤を塗りつつ増し締め。

KTC製カッターは、ブレードが本体に溶接されている理由が分かった気がする。

前回はディーラーでオイル交換を実施したため、使用されているギアオイルの銘柄は不明だが、粘度数値に相応しい粘り気。

今回用意したカストロールのギアオイルは、ここまで粘っていないものの、TAKUMIよりはマシ。

やはりTAKUMIの粘度表示は信用ならん。

12本のボルトとネジ穴にはRTVが張り付いているので、タップとダイスで清掃作業。

５／１６W　１８なんて、コマンダーの整備以外では、ほぼ使い途なし。

デフ本体とカバーの面をセラミックスクレーパーで清掃後、ワコーズＧＭを塗布。

この後、デフ本体に取り付けて、指定トルク41Nmで締め付け。

3時間の養生時間終了時刻は19:30となってしまうため、オイルとGXパワーの注入は明朝に持ち越す事に決め、17時に本日の作業は終了。

以前購入した、オイルパンシールカッター。

ハンドル長は60mmのため、差し込み分を除くと実質50mm。

狭所作業のためかハンドルは短く、更に脱着可能だが、下に向けるとスッポ抜けてしまうため、刃先位置が定まらない。

そして、打点と指が近いので嫌な感じ。

KTC製もハンドル長はほぼ一緒で、脱着式だが、ブレードは溶接固定。

何度も使わないだろうからと安物に手を出したものの、気軽に改造出来、これはこれで正解だったかも。

そして翌朝。

ガスケットメイクもしっかり固まった事でしょう。

スペアタイヤを取り外してスペースを作ってあるので、ジャッキアップせずに作業。

シリンジで注入。

丸山GXパワー200ccボトルを1本注入後、カストロール注入を繰り返し、オーバーフローしたのでラバーキャップを取り付けて完了。

フロントデフのオイル注入は、リジットラックに上げた状態で行ったので、念のためフィルプラグを取り外してみると、オーバーフローは無し。

レベル合わせで1回目の注入を始めたが、50ccも入らずオーバーフロー。

ジャッキポイント高さの違いがあるためリジットラックに上げた状態は車体が水平か微妙な気がしていましたが、オイルレベルには対して影響ない事が判りました。

試運転で異常無い事を確認。

104,303km