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AoitaTSUのブログ一覧

2019年03月07日 イイね!

Nautilusについて語らせてもらう

Nautilus、鸚鵡貝、実物はアキバの日本最大のオーディオショップでしか見たことがない。そんなNautilusとはこんなスピーカーである。





































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こんなスピーカー、普通は見たことがない。
特徴は後ろのチューブである。
スピーカーの振動板は、磁石の力でエッジで浮いているような感じで取り付けられており、振動している。

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つまり、前後に振動しているということは、前に発された音が後ろにも発せられていることになる。もちろん、この後ろの音は本来出てほしくない音なので、スピーカーボックスで遮断しヘルムホルツ共鳴で、ボックスに付いている穴から放出される。こういったスピーカーをバフレス型スピーカーと呼び、ほとんどがこのタイプである。家にあるスピーカーにどこかしらにほぼ必ず穴があるであろう。
しかし、このバフレス方式を使うと、低音が不足する。カタログで30KHz~20Hzと書かれていても、カタログ数値は無響室で測定された数値のため、私のスピーカーでさえ、30Hzの音が出ているかわからない(感度の良い測定マイクなんかがあれば計れるけど・・・)。その為、最近のオーディオ機器は、中高音用に小型スピーカーを使い、低音用にサブウーファー(穴がない密閉型)3スピカー構成の2.1chというものをよく見かける(私のPC用スピーカにも使っている)

では、このNautilusはどのようにして後ろの音を処理しているのか。

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このチューブで何回も音を反射させ、最終的に消音させているのだ。長さは音の周波数に合わせた長さに設計され、一番下のウーファーはチューブにすると3mになってしまうため、ネーミングのようにオウム貝のように仕上げた。

もっとも、本当にそうなっているかどうか客観的には正直わからない。しかし、このスピーカーの音を初めて聞いたときは完全定位しており、複数並んでいるスピーカーのどのスピーカーから音が出ているのか全くわからず、全ぽ壁全体から音が出ているように感じた。
今をもってしても、このNautilusを超えるスピーカーは私にはない。

クレルのLAT-1000というスピーカーが結構いい感じだったが、どちらも買い揃えると家が一軒建つので買えるものではない。

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Nautilusはネットワークが存在しない。その為、チャンネルディバイダーと呼ばれる4way中各ユニットが何Hz~何Hzまで音を出すか(デジタルプロセッサーのようなものかな)装置が存在し、

ソース→プリアンプ→チャンネルディバイダー→パワーアンプ→各ユニットへ

という接続をするためにモノラルパワーアンプであれば8台必要になる。こいつを鳴らし切るアンプはそうそうないのでアンプだけで家が買えてしまう。

Nautilus800シリーズは、そのあまりにも金がかかるNautilusのコストダウンモデルだ。

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写真は最新の800D3であるが基本構造は変わらない。ツィーターのみNautilusチューブを使用し、スコーカーにはタービンヘッドと呼ばれる(黒い変な形をした部分)、ウーファーはバフレフ型でユニット2発の構成だ。
私のシステム紹介でも言及しているが、最新の最高級モデルの800D3でも低音は足りないと感じた。


・・・、などと長々と語ってしまったが、現在は高級オーディオには目をくれず規格や機能が新しくなるアンプなどは今後はフラッグシップモデルは買わず、ミドルモデルにする予定である。
しかし、スピーカーは何百年と形は変わっておらず、私にとってNautilusというスピーカーは特別な存在なのである。
Posted at 2019/03/07 02:01:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2018年10月22日 イイね!

Windowsは音が悪い!?

結論→体感できるほど違います。

原因はWindows Vistaからサウンドカードが使えなくなって、Microsoftの標準ドライバを使うようになったのが最大の原因。この問題はWindows10になっても改善していない。
ちなみに私はネットにつなげていないWindows XpをCDリッピングに使用しています。

説明が面倒くさいので、ココでも読んでください。
単純な対策は音量を全開にしないで90%くらいにとどめておくことです。

あと、勘違いしている人がいるかも知れないけど、CDを無圧縮でリッピングすると同等の音質が得られるというのは間違いです。
CDはCD-DAというフォーマット、wavなどはPCMというフォーマットになり、HDDに書き込まれるときに変換され、劣化され保存されます。
私など16kHz以上の高音は、カナルタイプのイヤホンを使っても聞こえないのに、PCM音源(無圧縮)やハイレゾを車で聞くことなどまず不可能です。
電気的ノイズはもちろんありますが、その前にロードノイズ、エンジンノイズでかき消されてしまいます。
私はデットニングや遮音化、レグノなどを履くことで多少はノーマルのアクセラよりも音は良くなっている(と思う)ハズですが、マツダの共通認識は、ロードノイズが多い。バッテリーで音が変わる?その前に、電気はどこで作られているか考えてみてください。

私の基本的な考え方は、科学をメインにしていますが、科学というものを勘違いしている人が多いので補足しておきます。
まず、科学には「絶対」とか「確実」という概念はありません。必ず反証できることが前提になっています。
例えば、「カラスは黒い」ということを証拠付けるために地球上のカラスをすべて調べられるでしょうか?
つまり、科学的な表現としては「おおかたカラスは黒いと思われる」ということになります。
もっとも、基礎理論(物理学や、磁石がNとSではくっつく、同じだと離れる)というようなもう確認しなくても理論が確立しているものは存在ます。

高級オーディオになればなるほど聞いたことがない「ナントカノイズを低減」とありますが、そんな訳がわからないノイズを低減するより、明確になっているノイズを減らすことが重要だと思っています。イヤホンにはノイズキャンセラーなどが存在します。高忠実度再生にはこういったデジタルで音をいじったほうが、結果いい音になる事もあります。

最後に、カーオーディオにかけるお金のかけ方はインストール → スピーカー 機器 → アクセサリの順です。インストールに半分かけてもいいかもれません。クルマは狭く、ガラスが多く音が反射しまくり、共振などしないように、スピーカーを取り付けることが重要です。ほとんどのスピーカーはドアに取り付けられるので、ドアが、家庭用スピーカーの箱と捉えるべきです。スパーハイエンドオーディオ以外で、私はスピーカーのエンクロージャー(箱)が金属というものを見たことがありません。金属は共振します。自宅のNautilus802でさえ、音を大きくすると床やテーブルが共振します。これを改善するにはもうリフォームしかないのですが、クルマであれば共振を抑える材質のものが結構あります。無駄に値の張るものではなく、オトナシートで十分です。これプラス遮音化でずいぶん変わると思います。

オーディオ機器は工業製品です。答えはありません、いろいろ試してみてください。
Posted at 2018/10/22 18:23:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2018年02月06日 イイね!

BOSEサウンドシステムの真意

先週末、夢メッセで東北マツダのフェアを行っており、普段話をすることができない、ディーラーではなく、メーカーの方といろいろ話をする事ができた。

BOSEサウンドシステムは思ったより音がよくないとズバリ話をしたのだが、その真意を聞くことができた。

結局は環境なのだそうである。

これは私が見つけたのだが、各メーカーの環境に対するサイトで非常に面白い違いがある。

まず、日産。
日産はゼロエミッションを掲げており、サイトには車を買ってからの環境負荷について解説をしていた。

一方マツダは車を作る上での企画から始まって資源採掘はもちろんのこと、各協力会社にも環境負荷目標を設定している。

もう根本的に考えている次元が違うのだ。

その中でもちろんBOSEもマツダの環境負荷目標を達成する必要があり、その結果がこうなのだそうである。

もっとも、ステンレススカッフプレートがオプションで22,629円でBOSEオプションは現在で108,000円の世界だ。
この価格では妥当ではないだろうか。

しかし、やっぱり物足りないのでBOSE総外しで新しくインストールする計画がある。
無論ナビもBOSE用に設計されているので交換。とんでもない見積もりをもらってきてしまったが・・・。


まぁこれを言ってしまっては終わりなのだが、環境は経済を回す上での方便に過ぎない。本当は今のクルマを乗り続ける事が一番なのだが、国を挙げてそれを阻止してくる。
あちこちの飲食店でわざわざ石油で作った箸に変えてきているのもその一つだ。
木など切ってもCO2を吸収してまた生えてくる。
Posted at 2018/02/06 19:08:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2018年02月06日 イイね!

ノイズの話

ドラレコをいろいろ調べていたら中華製格安ドラレコをつけたら12セグが
写らなくなって、ノイズシートとかドラレコに貼り付けても改善しなかった等
という記事をいっぱい見つけた。

この問題は、ドラレコの基板の設計段階でノイズ対策をしていないことで、
出ているノイズに対して的確なノイズ対策をしない限り、ノイズは消えないだろう。
もちろんノイズシートが悪いわけではない。
対策するとなると、もう専門家に任せる他ない。オシロスコープなどを
使える人はある程度分かるかもしれないけど。
安いものを買うとこうなるという典型的な例である。

さて、かつてからオーディオマニアたちは「ノイズ」という言葉に
過剰反応する気がしてならない。

最初のノイズ対策は真空管アンプ時代の「ハムノイズ」という
呼ばれるものである。
そのため、ホームオーディオではプリアンプとパワーアンプを
分けて使う必要があった。
しかし現在のトランジスタアンプやデジタルアンプの時代では
一体型でも問題はない。むしろ
いろいろ分けると余計なケーブルが増え、余計なノイズが増えるだけである。

ケーブルは、ケーブル自体がアンテナの効果を出しノイズ発生源
になることもあるのだ。

さて、デジタルが主流となっている基本的なノイズは、いわゆる電磁波と
言って差し支えないだろう。
かなり専門的な話になるので、気になる人は村田製作所にノイズに
関して詳しい事が書かれているので見てみるといいだろう。

私の結論から言うと、すでに法規制が存在し、最初の方で言ったように、
デジタル機器を設計する段階でノイズ対策はすでにされているし、
(昔携帯電話の電磁波でペースメーカーがーなんて話もあったが、
全く言われなくなったのはそのせい。で、あるがまた、中華製格安スマホ
なんて使うと影響は出るかもしれないことは否定できない)
そもそも放射線のように空からも降ってくるものなので、
いちいち対応していたらきりがない。
信頼のある製品、信頼のある業者を選んでさえいればあえて
ノイズ対策をする必要はない。と思っている。
もししようにしても専門的な測定器から見たくもない数式が
いっぱい出てきてとても素人ができるものではない。

手始めにスマホ(携帯電話)やスマートキーからも電磁波は出ているので、
まず最初にその2つを使わずにカーオーディオを聞いてみて、
効果を感じたらノイズ対策で音は変わると言うことである。


・・・、とまぁ気にする必要はない、とは書いたものの、私のPCの
ディスプレィにはUSB3.0対応のハブがつているが、これを接続すると
デバイスエラーが頻発する。
USB3.0のノイズは問題にはなっているが、電磁波でまくりのUPSも
存在することから結局、ハブ使用しないことにした。
そもそもUSB3.0対応機器はスマホとUSBメモリ1つである。
ハブを使うまでもない。
Posted at 2018/02/06 18:36:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2018年01月23日 イイね!

なんつぅか

やっぱりダッシュボードに後付けしたツィーターを、ピラーにきれいにインストールしたいと思い、
いろいろカーオーディオ屋さんのサイトを見ていたんですが・・・、

相変わらずオカルト商品が多くてすごい。

例えばケーブルに関する話。
よくありますよね?私もホームオーディオをやっているんでよく知ってます。
もっとも、カーオーディオ用のケーブルはまだ安くていい方です(商法は同じですが)。
ホームオーディオだとスピーカーケーブル400万の世界ですからね。

2点ほどお話しさせてもらって、後は完全論破した科学者のサイトのリンク
(pdfが開きます)を張って逃げますw

1.ケーブル材の純度

よく「7Nの高純度!」などと謳っていますが、純度なんて4N(いわゆるOFC)で
十分です。何故って・・・、
ようは純度が高いから電気抵抗も少なく、電源やオーディオソースが
きれいに流れると思いそうですが、
銅の電気抵抗って、温度が1℃変わるごとに2Nくらい変わるんです。
この理論で行けば、オーディオは寒いところで聞くのが一番です、
さぁ、暖房なんて切りましょう!
エンジンが暖まる前にいい音を聞いておきましょう!

2.クライオ処理

このクライオ処理を初めてオーディオ界に持ってきたのは、P.A.Dと
いうオーディオケーブメーカーでした(たぶん)。
ケーブルの中に液体が入っているドミナスなんてケーブルもありましたね。
原理は、ケーブルを絶対零度くらいまで冷やすと原子や分子の活動が減り、
きれいに並び直すとかなんとか。
でも、その辺で実際やっているクライオ処理は液体窒素。
しかもこのクライオ処理にはとんでもない落とし穴があります。
確かに低い温度ではきれいに並びますが、
常温になれば元に戻るんです。以上。

どうでしょう?もっと詳しく知りたければ、「オーディオの科学」のケーブルの電磁気学をよく読んでから
感想反論批判その他諸々どうぞ。
でもですね、気持ちは分かります。
昔、オーディオのオフで私のシステムより上のシステムの方が
電源ケーブルを持ってきてくれました。
「このケーブルは、このシステムに相性がいいと思うんだ」等
話しながら(この会話でプラシーボ効果発動)ケーブル交換、
CD再生して2秒で激変したあの感動、ギターの弦を弾いた時の音を
聴いた時はもうこのケーブル買うしかねぇなと思っていました。
でも、40万円もするので躊躇している中、オーディオを科学的に
考えるようになり結局買いませんでした。
ホームオーディオに関しては私の一つの到達点があるので、
次のブログにて書くことにします。
Posted at 2018/01/23 03:51:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | クルマ

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