やっぱりダッシュボードに後付けしたツィーターを、ピラーにきれいにインストールしたいと思い、
いろいろカーオーディオ屋さんのサイトを見ていたんですが・・・、
相変わらずオカルト商品が多くて
ひすごい。
例えばケーブルに関する話。
よくありますよね?私もホームオーディオをやっているんでよく知ってます。
もっとも、カーオーディオ用のケーブルはまだ安くていい方です(商法は同じですが)。
ホームオーディオだとスピーカーケーブル400万の世界ですからね。
2点ほどお話しさせてもらって、後は完全論破した科学者のサイトのリンク
(pdfが開きます)を張って逃げますw
1.ケーブル材の純度
よく「7Nの高純度!」などと謳っていますが、純度なんて4N(いわゆるOFC)で
十分です。何故って・・・、
ようは純度が高いから電気抵抗も少なく、電源やオーディオソースが
きれいに流れると思いそうですが、
銅の電気抵抗って、温度が1℃変わるごとに2Nくらい変わるんです。
この理論で行けば、オーディオは寒いところで聞くのが一番です、
さぁ、暖房なんて切りましょう!
エンジンが暖まる前にいい音を聞いておきましょう!
2.クライオ処理
このクライオ処理を初めてオーディオ界に持ってきたのは、P.A.Dと
いうオーディオケーブメーカーでした(たぶん)。
ケーブルの中に液体が入っているドミナスなんてケーブルもありましたね。
原理は、ケーブルを絶対零度くらいまで冷やすと原子や分子の活動が減り、
きれいに並び直すとかなんとか。
でも、その辺で実際やっているクライオ処理は液体窒素。
しかもこのクライオ処理にはとんでもない落とし穴があります。
確かに低い温度ではきれいに並びますが、
常温になれば元に戻るんです。以上。
どうでしょう?もっと詳しく知りたければ、「オーディオの科学」の
ケーブルの電磁気学をよく読んでから
感想反論批判その他諸々どうぞ。
でもですね、気持ちは分かります。
昔、オーディオのオフで私のシステムより上のシステムの方が
電源ケーブルを持ってきてくれました。
「このケーブルは、このシステムに相性がいいと思うんだ」等
話しながら(この会話でプラシーボ効果発動)ケーブル交換、
CD再生して2秒で激変したあの感動、ギターの弦を弾いた時の音を
聴いた時はもうこのケーブル買うしかねぇなと思っていました。
でも、40万円もするので躊躇している中、オーディオを科学的に
考えるようになり結局買いませんでした。
ホームオーディオに関しては私の一つの到達点があるので、
次のブログにて書くことにします。
Posted at 2018/01/23 03:51:13 | |
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