埼玉と千葉の県境の江戸川の土手で撮ってみた。
偶然バイクでやってきたカップルがイイ感じに写真に写りこんでいる。
まるで片岡義男の小説とか映画みたいだなと思った。
今思うと自分のアメ車とUS好きは片岡義男のエッセイがルーツではないかと思う。
あと、下道で日光街道を北上する時や雨の日に新幹線に乗るようなシチュエーションにも頭の隅になんとなく片岡義男の小説っぽいなと思うことが今でもあったりする。
そんなわけで、このシーンを見て、案の定ぼくの脳内自動音楽再生装置から、スローなブギにしてくれ/南佳孝が流れてきた。
今は大人を通り越してオヤジになってしまったが、20代後半から南佳孝を聴き始めたのだが、この曲をはじめ、なんて大人の男を感じさせる音楽だろうと思っていた。
ここんとこ夕日が綺麗。
あっさりとしたナローな車体が素敵だと思う。
余談だが、片岡義男、南佳孝の二人とも会って言葉を交わしたことがあることはぼくの自慢。
南佳孝氏とは六本木のライブハウスで、コンサートが終わり駐車場を覗いてみたら氏の黒いポルシェが停まっていたので待っていたら本人が現れ、「今日は最高でした!!」とお声をかけたら、「そう言われるのが一番うれしいよ!!」と握手をしてくださった。
片岡義男氏とは、青山の出版社で片岡義男がコーヒーを淹れて振る舞うというイベント会場の外で歩いて会場に向かっている氏と路上で偶然逢った。
異常に緊張しながら、小説の中のクライスラーコルドバは何年式の設定でしたか?とか車はなに乗っていますか?とか舞い上がって車の質問ばかりをしてしまった。
上記のお二方のせいで未だにぼくの頭の中は80年代のまんまである。
そういえば、プロフィールの画像も80年代に一世を風靡したイラストレーターの作品だな。
その時頂いた貴重なサイン!
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2013/10/01 22:51:33