フォグライトの取り付け３。（スイッチ交換。）

　フォグ本体は取り付け完了しましたので、残るはスイッチです。
　元々のウインカースイッチを、フォグスイッチ付きに交換します。

　まずはスイッチを外します。スイッチを外すには、ハンドル基部のカバーを外す必要があります。下から覗くと、プラスビス三本で留まっているのがわかりますので、これを外します。

上二つは、普通に外せますが。下の一本だけは、結構深いところにビスがありますので、長めのドライバーが必要です。ドライバーは、プラスの二番。
　このドライバーが、

ここまで入ってしまいますから。

ビス三本が外れれば、あとは上下のカバーを分離します。隙間に内張り剥がし等を差し込みながら、隙間を広げるようにします。あまり強引にやると傷つく可能性がありますので、ゆっくりやってください。然程強力に嵌っているわけではないので、あるところでパカッと外れます。すると上側はそのまま外せます。画像は外したところ。
　ウインカースイッチの基部の白いところの上下に、押し込んで外す爪があります。この爪を上下共押さえて引っ張ると、簡単に抜けます。
　交換用のスイッチも構造は全く同じなので、そちらを見て構造を理解してください。

これが交換したスイッチ。
　上が交換前。下が交換後の物です。フォグスイッチだけ追加された形なのがわかります。これはライトスイッチには、オートが無いタイプです。

　これ、セレナ用ではなく、ティーダ用だったかな？　ネットオークションで安く入手しました。新品同様だったので、ラッキーです。最近の日産車の部品共用は豪快で、知る限りマーチからエルグランド辺りまで、同じデザインのスイッチ使ってますね。

これは交換後。差し込む際には、ただ差し込むだけで爪がロックされ、固定されます。
　実際の取り外しの際には、下側の爪を外す際、ハンドル基部のカバーの下側が邪魔になります。こちらは完全に外す必要はありませんが、少しずらす必要があります。ずらすには、上側と違い、外さなくてはならない物があります。それは、メインスイッチ基部の飾りのカバーです。ＡＣＣとかＯＮとか書いてある物。これは上から差し込んであるだけなので、簡単に外れてしまいます。外れれば、ハンドル基部カバー下側は、下にずらすことが出来るようになります。

　画像は交換後。

最終的に各部を点検し、この時点で試験点灯させてみます。問題なく点きました。スイッチが純正なので、メーター内のフォグのインジケーターランプも点灯します。これは２０Ｓのフォグ未装着車でも、メーターは全グレード同じ部品なので、インジケーター自体は付いているからです。
　ちなみにこのランプ。保安基準で言う「点灯操作状態の表示装置」になりますので、私の車両だと、これが点かないと車検に通りません。これでなくても、なんらかの「点灯操作状態の表示装置」が必要となります。

　なお、この前にフォグのヒューズを確認しましたが、問題なかったのでそのままです。

最後に外した各カバーを元に戻します。外した逆に戻すだけですが、その前に一つだけやることがあります。

　それは、光軸調整。さすがに純正だけに、三流メーカー製とは異なり、しっかり上方向の光は遮られていますが。あまり上向きでは意味が無いので、最低限ロー以下、後は好みの位置に、光を調整します。まあ、基本的に霧か、もしくは対向車が居ない暗いところで使う物ですから、あまり神経質になる必要は無いかもしれませんが。フォグ本来の意味としては、あまり遠くに光が散っては、霧に乱反射してしまいます。私はフォグとしてよりも、むしろ明かりの無いところでの補助灯としての使用が多いと思われるので、フォグとしてはやや上気味に調整しました。
　調整は、フォグ本体を後ろから見て、左下に丸い円筒状の部分があるのがわかると思いますが。この部分に下からプラスドライバーを入れると、ネジがあります。このネジを回転させると、光軸が上下します。
　ただ、運転席側はまだ良いのですが、助手席側は、ドライバーが入りにくい位置にあり、調整しにくいです。

　これで取り付け完了です。これ以上画像がアップ出来ないので、取り付け後の状態は、フォトギャラリーにアップしておきました。関連情報ＵＲＬを参照してください。