Defi製レーサーゲージ、水温センサー取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ようやくインテリア(笑)と化していた水温計を動作させます。
●準備するもの
◎工具
・8mmと10mmのディープソケット
・トルクレンチ
・金属用ドリル(8mm)
・ウォーターポンププライヤ
・トルクレンチ(15N・M前後を計測可能なもの)
・管用タップ(PT1/8)とタップハンドル
・スクレーパー
◎ケミカル
・LLC(今回は3L準備)
・液体ガスケット(2枚目の写真を参照ください)
・ラスペネ(今回はタップを立てる際の切削油に使用)
・シールテープ(今回はエーモン製を使用
2
①まずはラジエターキャップを取り外し、ラジエターとリザーバータンクを繋いでいるホースを液面から取り出します。
②正面から見て左側(ナンバープレートの下あたり)にあるラジエターのドレーンコックを緩め、LLCをある程度抜きます。
③LLCを抜く間に、エアクリーナーボックスを開けて(8mmのディープソケットを使用)、エアクリーナーとサージタンクへつながっているホースごと取り外します(ここで10mmのディープソケットでバンドを緩める)。
サージタンクとのホースを取り外したら、異物が入らないようにフタをしておくといいかと思います。
3
④エアホースを取り外すと、デスビの下にラジエターからエンジンへと入っていく上りの冷却水ホースが存在しますので、まずはラジエターのアッパータンク側を取り外し、次にシリンダーブロック側にある10mmのボルト2本を緩めて取り外します。
このとき、プラスチックハンマーなどで台座部分を狙って叩いて上げてください。
液体ガスケットが剥がれると同時にポロっと取れます。
4
⑤ラジエターホースのエンジン側とインレット部(金属部分を仮にそう呼ぶことにします)を取り外す前に、マジックなどであわせマークをつけておいてください。
⑥ホースとインレット部と取り外したら、奥行きのない穴のほうに8mmのドリルで穴を開けます。
⑦中を綺麗に洗浄したらタップを立てます。
最初で綺麗に当たればOKですが自信がない人は得意そうな人にお願いしましょう。
※タップの推奨下穴径は8.2mmですがこのサイズは入手し難い模様なので、8mmでタップを立てる際は「潤滑油でベタベタにしながら、タップを90度立てたら180度戻す」位の感じで作業するとタップを折らずに済むので幸せになれると思います。
5
お待たせしました、やっと組み付けです。
⑧まずはセンサーを先ほど立てたタップの穴に挿入します(ネジ部にはシールテープを巻いてくださいね)。
⑨インレット部とシリンダーブロック側のガスケットをスクレーパー※で綺麗に削り落としたら、跡を参考に程よい量をインレット部に盛って組み付けます。某国産高級車ディーラー整備士の友人いわく
「『塗ったら数分待つ』って書いてるけど、作業してたらすぐ経つから、逆に5分以内で組み付けるくらいで良い」らしいので、その通りに組み付けます。
※スクレーパーの扱いに慣れていない人は、プラスチック製のカーボンスクレーパー(ホームセンターなどで売ってます)を使うと、失敗してあわせ面に傷を入れたり抉ったりという悲しい事故は減るかも知れません)
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⑩あとは逆の手順でさくさくと組みつけていくだけです。
注意としては、シリンダーブロックとインレット部を固定する10mmのボルトx2は締め過ぎでねじ切ると悲しい結末が待っているので、慎重に…(今回はトルクレンチで分解時にトルクを計測した結果16N・Mと出たのでプリセットで16N・Mに設定して組み付けを行いました)。
7
最後にエア抜きを入念に行い、各部からの漏れがないかを点検して試走、水温が変化すればOKです。
今回はsouichi様の整備手帳を参考にさせていただきました。
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