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このカローラスポーツを、今までのカローラのイメージや先入観だけで否定するのはもったいないぐらい中身が良かったです。デザインは賛否両論あると思いますが。。。
見栄えだけ良くて中身が今一だったのがトヨタのイメージでしたが、これはその逆です。見栄えや質感は今一かもしれませんが、中身の運動能力がとても良く好印象でした。
私がマツダCX-5を購入する当時、いろいろな車を試乗し検討しました。
本来はワゴンが好きなので、ゴルフワゴン、プジョーワゴン、レヴォーグ、アテンザワゴン、などを候補に入れていました。どれも走りに関しては基準以上で満たしていたのですが、予算、ランニングコスト、故障の頻度、ボディサイズなどの関係で外れてしまい、その当時最新モデルだったCX-5を購入することにしました。
もしその当時に、このカローラハイブリッド（ワゴンの方）が出ていたならば、これを買っていたかもしれません。

しかしながら！
ワゴンが後に登場しましたが、デザインが大きくマイナス点です。横幅を狭くし、タイヤハウスも広いです。とっても残念です。ワゴンを買う気は失せました。

最高出力105ps/4000rpm
最大トルク27.5kg・m/1600rpm
水冷直列4気筒DOHC16バルブディーゼルターボ1500ｃｃ
重量1360kgパワーウェイトレシオ12.9kg/ps

デザイン優先の車。真横やリアから見るとアルファロメオのようでもあります。もう少し車高が下がればもっと良い！その代わり、室内空間などは犠牲になっています。
動力性能やハンドリングも良いですが、足回りが多少硬いですので、街乗りには向かないかもしれません。どちらかと言えば、中距離や長距離向きです。短距離や街乗りを希望される方は、ガソリンエンジンを勧めます。

最高出力170ps/4800rpm
最大トルク25.5kg・m/1800rpm
水平対向4気筒DOHC16バルブターボ1599cc
重量1560kgパワーウェイトレシオ9.2kg/ps
価格2,910,000円（税込）
これにナビや諸費用や値引きを加えて340万円程度でしょうか。

高級車、スポーティーカー、コンフォート車、で区分けするなら、スポーティーカーに区分されると思います。
元々スバリストの方たちや、スポーツカー並みの走りを期待するならGTSでしょうが、他社からの乗り換えや、ファミリーカーの中にちょっとぐらい走りを期待するなら、断然にGTを選びます。
自分もGTを選びます！

最高出力130ps/5500rpm
最大トルク23.5kg・m/1750rpm
直列3気筒DOHCターボ 1199cc
重量1340kgパワーウェイトレシオ10.3kg/ps
新車価格3,388,000円

不満な点を差し引いても、満足な点で十分買いであることは間違いないでしょう。今までは国産車しか乗ったことがありません。外車にも興味がありますが、VWは意外とたくさん走っている。ベンツやBMWは高価で所有できない。そんなニッチなニーズを受け止めてくれる、数少ない外車であり欧州車でありフランス車なのではないでしょうか。

最高出力188ps/5700rpm
最大トルク25.5kg・m/3250rpm
水冷直列4気筒DOHC16バルブ2488cc
重量1480kgパワーウェイトレシオ7.9kg/ps
新車価格3,364,200円

今の日本車ではトップクラスのデザイン。インテリアもレベルが高い。もちろん走りについても同様にレベルが高い。それに比例して、サイズが大きすぎる。価格も高くなっている。市場原理に基づけば当たり前のことです。
日本最大のメーカーT社などと比較すると、この車のレベルでこの値段で、とてもリーズナブルなのかもしれません。