久々の映画ネタです。涙そうそうを観てきました!「涙そうそう」は、森山良子さん作詞、BEGIN作曲、夏川りみさんの唄で有名な曲です。この唄は、若くして他界したお兄さんを偲んだ唄だそうです。映画も、このモチーフで製作されています。
ネタバレになると思いますので、映画を観に行く予定の人は、読まないで下さいね!
沖縄の那覇市で、昼は食材の配達、夜は居酒屋で働いている新垣洋太郎(妻夫木聡)の夢は、いつか自分の店を持つことです。いつも明るく、笑顔を絶やさない洋太郎は、周囲の人達にも愛されていました。そんなある日、妹の新垣カオル(長澤まさみ)が、島から高校に通うために、洋太郎の下にやってきます。
実は、洋太郎とカオルは、血の繋がっていない兄妹です。洋太郎の母の再婚相手の子供が、カオルだったのですが、カオルの父は早々に蒸発してしまいます。その後、洋太郎の母も病を患いますが、病床で洋太郎にカオルを守るように言い残し、去っていきます..
洋太郎は、母の言い付けを守り、カオルの為に身を粉にして、高校を中退し、カオルの為に働き続けます。
いつか、自分の店を出したい!という洋太郎の願いも、詐欺に合い借金を背負い込みます。洋太郎は、全てを犠牲にして借金返済とカオルの為に働きますが、カオルは自分よりも、洋太郎自身の幸せを祈っていました。
カオルが高校を卒業し、大学へ進学する頃、お互いが兄妹の関係を超えた感情が芽生えつつあることに気づき、別々に過ごすことを決意します。
離れて暮らすことになって、1年半がたった所で、沖縄を大型の台風が襲います。カオルの部屋が台風の影響で大変な状況になっている時、洋太郎がカオルの部屋のドアを叩きます。
洋太郎の活躍(?)で、事なきを得ました。が、その後、洋太郎は体調を崩してしまい、病院へ担ぎ込まれますが、容態が急変してしまいます...
この映画は、幼少期の映像も同時進行していきますが、幼少期の洋太郎(広田亮平)、カオル (佐々木麻緒)の演技も良かったです!
本当に良い映画でした!涙が止まりませんでした。
涙そうそうって、涙が溢れてとまらないっていう、沖縄の言葉なんですね!悲しいけれど、久々に良い余韻に浸れた映画でした。
Posted at 2006/10/09 03:56:07 | |
トラックバック(0) | 日記