TOYO TIRES PROXES CL1 SUV 215/55R17  

【再レビュー】(2021/05/19)
高速道路を走ってのインプレッション
文句のつけようがありません。
100km/h前後のクルージングではあまりタイヤの差を感じるレベルではないと思いますけれど……(汗)
追越車線に入る時もスッと素直に向きを変えてくれます。
一方で一般道のタイトコーナーの連続する峠部ではしっかりとグリップします。
ハンドルを切った分だけ曲がるし揺れ戻しもほとんどありません。
「プロクセス」の最新モデルというだけあります。
よく言われる重心が高い車にある「ハンドルを切ってから一瞬遅れて車が向きを変える」とか「揺れ戻しが大きい」は上手く軽減されています。
荒れた路面でタイヤそのものの衝撃吸収は効いていると思います。
これは車の特性に左右されるので何とも言い難い所もありますが、サスペンションが強いグラSGとの相性は良いです。
と、同時に思ったのが以前のピレリ・チントゥラートP1もかなり良いタイヤだったということを思わされました。ショルダーは当然CL1　SUVの方が強く横方向のグリップもしっかりしています。
P1はショルダーからサイドウォールにかけて丸いので重い車だと若干弱いかもしれません。
しかし、それはCL1　SUVとの比較であり
P1そのもののタイヤ性能は明らかに価格以上のものがありました。P6になってステアリングインフォメーションが希薄になったと耳にしたので
だったら「SUV用のプロクセスがいい」と勝手な思い込みで馴染みのタイヤ屋さんに当初「CF2 SUV」を注文したら製廃で「CL1 SUV」が入荷したと聞き内心「ラッキー！」となったのはここだけの話です。購入価格は伏せますけれど
プロクセスと言えばBSの「ポテンザ＆レグノ」ヨコハマで言えば「アドバン」クラスに匹敵するグレードのタイヤでありながら価格面では比較的庶民的なところも嬉しいポイントです。