VSA/ABS警告灯点灯（モジュレータ交換で治らず）

1週間ほど前から、VSAとABSの警告灯が点灯するようになりました。前回車検の際も一時的に点灯し、自然復旧したそうですが、再発しました。

ODB2の読み出しツール（ELM347)を差してみましたが、iPhoneを新調したせいか、うまくつながらず。結局ELM347の空きの９番ピン（ベンター固有機能）と４番ピン（GND)を細いワイヤーで繋いで、SCSショート状態を作り出して差し込んだところ、メーターパネルのABSランプに点滅で不良コードが表示され、コードを読み取ることができるようになりました。

最初は６こくらいのコードが複数表示されたので、整備書切り分けフローにしたがって、コード＝54（「フェールセーフリレー不良」を確認せよ）とありましたが、問題なし。念のため整備書に従いコード削除したら再発せず復旧、一旦様子見となりました。

試運転に行こうとしたら、再びVSA/ABS警告灯点灯。再度ELM347改を差してSCSコードを取得すると、今度は１つだけコード＝51（モーターロック診断）で、ABSモジュレータ交換との診断なので、モジュレータ本体の点検やコネクタ接点などの清掃を試みてみようと思います。

やはり本体が怪しいと見て、本体ヤフオクで中古モジュレータを落札して、入手しましたので、交換してみます。
ブレーキ用のフレアレンチで配管を外していきます。
モジュレータを取り出したいのですが、整備書やパーツリストを見ても、どうしてもどこかにネジ止めが残っている感じで抜けず、入手品のネジ止め箇所などを参照しながら、苦労してなんとか取り出し、交換しました。

早速フルードを足して、エンジンをかけてみますが、コード51で警告灯消えず。修理失敗です。

とりあえず車を使えるようにしないといけないので、エア抜き後にフルードを携帯して試運転へ。予想通り、だんだんブレーキの踏み代が大きくなり、ついにブレーキ警告灯が点灯！。慌ててフルードを足して難を逃れます。モジュレータ本体のエア抜きが足りなかったようです。

以後、モジュレータ分解修理編へ続きます。