Dog.Lifeのブログ一覧

免許を取得して初めて買った車、５年乗りました。
小さいときに見たダルマセリカの印象が忘れられず、「免許をとったらセリカに乗りたい」と
車の事は何も分からず、好きだからと昭和51年式セリカリフトバック1600ＳＴを

５年落ちの中古車でした。ただこの車パワーがないオオカミの皮をかぶった羊です。
なんせエンジンは２Ｔ-U（ＯＨＶ）　ミッションは4速マニュアル
　とどめに昭和51年度排出ガス規制車ときた（全部後で知った）

　それでもはじめは楽しく

オーディオ（当時はカセットが主流）ハンドル、ルームミラー、シートカバー、ホーン　
シビエの丸4灯ヘッドライト、マーシャルのフォグ＆スポットライト　レーシングマスク
リアガラスルーバー（バイト中に盗まれた、警察署から200ｍの距離でも関係なく）
間欠ワイパー（後付けで調整できた）と色々ドレスアップしていました。

しかし、オオカミの皮をかぶった羊です。色々いじりました。

まずはフニャフニャの足回りから、ＫＹＢのショックにノーマルサス半巻カット

マフラーはＲＳ－R　触媒はずしのストレート

点火系はセミトラ　ボッシュのコイル　ハイテンションコード　スパークプラグ

昭和51年度排出ガス規制車のため、デストリビューターの進角は固定されていたので
解体屋で古いデスビを買ってきて交換（抜く前のデスビのポイントの位置と買ってきたデスビのポイントを合わせて抜いて差し替えただけ、エンジンかけたらキャブからガソリンが逆噴射、回転させながら調整した。）
一緒に買ってきたＴＥ27のツインキャブレターは、オーバーホールしてからと思いつつ結局付けなかった。

駆動系は4速から5速ミッション　フライホイール軽量

吸気系、毒キノコ　キャブのメインジェットの交換

この車のおかげでだいぶ勉強させてもらいました。

オオカミの皮をかぶった羊のため、他人から見るとオオカミに見えるらしく
何かといやがらせをされた。

夏のある夜、京都からの帰り、8号線を岐阜に向かっていました。
滋賀県に入ると検問があり、なぜか僕の車だけ「こっちに入れ」と隣に誘導され
（免許の確認もない、車検証の確認もないまま）
二人のお巡りさんが、懐中電灯で上から下までしげしげと車を確認後
いきなり「車から降りろ」と

テント内の机に連れてこられ（中に１０人以上いたかな）

お巡りさんが「違反車両なので切符を切ります。内容はヘッドライトが紫色ですので、
ここに前照灯は白もしくは黄色と書いていますよね」と分厚い本を見せられた。

何のことかと良く考えてみると
シビエのヘッドライトには、ポジション球を入れることができ紫球を入れてある
ただし、スモールの時しか確認できず、ヘッドライトを点灯させると見えなくなる
あれの事か、

その夜は、女子（バイトの先輩）を乗せていたので、さっさと切り上げて違反切符を
もらい家路についた。

今なら言える「ふざけるなと」　今考えると違反ありきの検問でした。

滋賀県のお巡りさんは、そんなに点数が欲しかったのかしら、

　セリカリフトバック1600ＳＴの最後は、
天井の内張りがはがれて下がってきても・・・乗りました（ボンドでスポット的に止めた）
運転席の窓が振動で下がってきても・・・乗りました（厚紙はさんで）

しかし助手席のクーラー（エアコンじゃないよ）の配管が破裂して壊れた時さすがに
手放すことを決意いたしました。

語れば有り余るほどの思い出を作ってくれた初めての車でした。

納車から約1ヶ月、氏神様の所で御払いをしていただきました。
本日は、日がよく（天候的にも）大勢も方が見えていました。
私のほか2組一緒になり、一組はお宮参り、もう一組は日産リーフの御払いでした。
赤ちゃんは、神主さんの声にも、鈴のシャンシャン鳴る音にも動じずスヤスヤでした。
玉串奉納も無事にすみ家に帰りました。
　納車の日は雨で、その後も雨・大雨・台風と続きやっとの御払いになってしまいました。
前の車（オルティア）は17年乗りましたが、追突され廃車となりました。
今回はそんなことのないように、よーーくお願いしときました。